平行度を計算

このステップは、基準平面の点群を基準とする対象平面の点群の平行度を計算します。

  • 平行度とは、2つの平面または2つの直線が平行である程度を指し、一方の平面(辺)がもう一方の平面(辺)と平行であるという誤差の最大許容値を指します。平行度は、線間、平面間、または線と平面間の平行度の状態を評価します。

  • 平行度誤差は、データムに平行な理想的な要素に対する測定された実際の要素の変動量です。

このステップを実行する前に、 測定モードを使ってみる をお読みください。

calc parallelism error application sample

ステップをつなぐ

平行度を計算 をクリックして、 ステップ入力ポート選択 画面で下記のように設定します。

  • 「入力1(対象平面点群)」のドロップダウンバーで「点群を読み取る_1_法線ベクトル付きの点群」に設定します。

  • 「入力2(対象平面点群)」のドロップダウンバーで「点群を読み取る_2_法線ベクトル付きの点群」に設定します。

パラメータ設定

このステップをクリックし、 ステップのパラメータ 画面で測定する対象物の点群ファイルパスなどを設定します(ユーザーは測定する対象物の点群、つまり対象平面の点群を用意する必要があります)。

このステップをクリックし、 ステップのパラメータ 画面で測定する対象物の点群ファイルパスなどを設定します(ユーザーは対象平面の点群を用意する必要があります)。

本例では、使用する点群はを下図に示します(左は対象点群で、右は基準点群です)。

calc parallelism error point cloud sample

設定を完了したら、 実行 をクリックしてプロジェクトを実行します 。

結果の確認

プロジェクトを実行したら、 平行度を計算 をクリックして 測定結果出力 画面で平面度の測定結果を確認します。

calc parallelism error measure result

ユーザーは 測定結果の出力 または 結果ビュー 画面で上限・下限を設定することで測定の値が合格したかどうかを確認できます。