Mech-DLKについて
Mech-DLK は Mech-Mind が自主開発したマシンビジョン用ディープラーニングソフトウェアです。最先端なディープラーニングアルゴリズムが組み込まれており、従来の画像処理では認識不可能であった対象物を認識できるようになりました。対象物を見分けるインスタンスセグメンテーション、位置決め、分類などの機能も付いています。
直感的なインターフェースにより、ノーコードで操作できるのでディープラーニングの予備知識がなくても、Mech-DLK を使用してモデルのトレーニングと検証を簡単に実現できます。
ソフトウェアには、「すばやく位置決め」、「欠陥セグメンテーション」、「画像分類」、「対象物検出」、「インスタンスセグメンテーション」の五つのモジュールが組み込まれています。
インスタンスセグメンテーション
各対象物の輪郭をセグメンテーションしてカテゴリラベルを出力
対象物検出よりもっと繊細的なセグメンテーションが可能、単一または複数のカテゴリーの対象物を判別し、それらの輪郭をセグメントすることができます。デパレタイジング・パレタイジング、部品のロード・アンロード、商品の仕分けなどのシーンに適し、Mech-Vision と Mech-Viz と合わせて対象物の把持を実現します。
-
多種類積み木をセグメンテーションします。
-
バラ積みトラックリンクをセグメンテーションします。
-
密集している段ボールをセグメンテーションします。
欠陥セグメンテーション
画像中の欠陥領域を認識・分割
様々な欠陥の検出に使用されます。例えば、汚れ、気泡、キズなど表面にある欠陥。または曲げ、不規則的な形、破損などの外見欠陥。この検出は、微小な欠陥、複雑な背景、ランダムなワーク位置にも対応できます。
-
レンズ表面の気泡や接着剤のはみ出し。
-
パーツの曲げ。
画像分類
ワークの種類を認識
ワークの表裏・向きを判別し、欠陥種類を判断し、対象物が欠落しているか、きちんと配置されているかを判断します。
-
ワークのレイアウトがきれいか乱雑かを判別します。
-
ワークの表と裏を判別します。