ハードウェア取扱説明書

現在ご覧いただいているのは最新版の内容です(V1.0.0)。異なるバージョンを参照する場合は、画面右上のボタンから切り替えが可能です。

■ ご利用中のバージョンが分からない場合や、サポートが必要な場合はお気軽にサポート窓口までご連絡ください。

安全上の注意

  • 本製品にはレーザー部品が含まれており、レーザーは危険を伴います。本製品をご使用する前に、レーザーの安全な取り扱いに関する注意事項を十分に把握してください。

  • ご使用前に必ずこの取扱説明書を参照し、本製品の正確な使用方法を把握する必要があります。この取扱説明書を適当に保管してください。本製品の不適切または誤った使用によって生じた損害、傷害、または一切の法的責任について、Mech-Mind は一切の責任を負いません。

  • この取扱説明書の警告に従うことでリスクを軽減できますが、すべてのリスクを排除できるわけではありません。取扱説明書に従って本製品を使用・保守・メンテナンスしない場合、一部機能の不具合、機器の故障、データの損失、またはその他の予期せぬ事象が発生する恐れがあります。

  • 製品が安全かつ適切に動作することを保証するには、技術担当者が本製品を正しく設置、接続、使用、メンテナンスする必要があります。

  • この取扱説明書は作成にあたり、内容の確認が行われました。万一、ご不明な点や誤り、記載もれなどお気付きのことがありましたら、お気軽に Mech-Mind までご連絡ください。

使用環境上の注意

  • 本製品は防爆構造ではありません。引火性ガスや爆発性粉塵のある環境(防爆エリア)では使用しないでください。本製品の近くに腐食性物質や引火性・爆発性物質などの危険物を置かないでください。

  • 本製品を直火や高温にさらさないでください。本製品を火の中に入れたり、機械で粉砕したりしないでください。爆発の原因となる可能性があります。

  • 本製品は、許容される湿度および温度範囲内で輸送、使用、保管してください。

  • 本製品を発熱機器の近くに設置しないでください。使用環境の温度は、本製品の動作温度範囲内に保ってください。環境温度が 50℃ 以下、筐体温度が 60℃ 以下となるようにしてください。また、環境温度の変化速度は 1 時間あたり 10℃ 以下とし、頻繁または急激な温度変化は避けてください。長期的な精度と安定性を求める場合は現場の温度を安定に保つ必要があります。

  • 海抜 4000 メートル以下の環境で本製品を使用してください。

  • 本製品を風通しの良い広々とした場所に設置してください。湿気やほこりの多い場所に置かないでください。

  • 本製品を直射日光の当たる場所や照明器具の近くに設置しないでください。やむを得ない場合は、遮光布や遮光板などを使用し、本製品に影響が及ばないようにしてください。

  • 本製品を振動や衝撃が伝わる場所に設置しないでください。

  • 本製品を水滴、油滴などがかかる場所に設置しないでください。

設置上の注意

  • 本製品のケーブル類を高圧線から離して固定してください。

  • 正常に冷却するように風通しの良い場所に設置してください。本製品を密閉空間に設置する場合は、放熱対策を施す必要があります。

  • 本製品の設置完了後は、ケーブルの接続に誤りがないことを確認してから電源を投入してください。通電したままでの作業は行わないでください。

  • 配線作業を行う際は、操作しやすい電源遮断装置を設置し、必要時に緊急停止できるようにしてください。

  • 本製品にレンズが装着されていない場合は、必ずレンズキャップを装着し、ほこりが製品内部に入らないようにしてください。

使用上の注意

  • 本製品は精密機器なので、使用中に落下や他の機器との衝突など、強い衝撃や振動を与えないようにしてください。強い衝撃や振動は、本製品の機能が著しく低下したり、正常に動作しなくなることがあります。

  • 金属片、ほこり、紙、木片などの異物は火災、感電や機能故障を起こすので本製品に挿入しないでください。

  • 本製品の表面に液体を飛散させないでください。また、製品の周囲に液体の入った容器を置かないようにし、液体が倒れて製品内部に流入しないようご注意ください。

  • 本製品を改造しないでください。ご自分で分解・修理すると、火災、感電、機能不良などの原因となる可能性があります。

  • 本製品は、定格入力および定格出力の範囲内でのみ使用してください。

  • 本製品の照射光を直視しないでください。

  • 初めて使用する前に、本製品の外観を確認し、傷、へこみ、変形などの損傷がないかを確認してください。異常がある場合は、最寄りの販売代理店または担当営業までご連絡ください。

  • 初回使用前には、本製品に貼付されている保護フィルムを剥がしてください。

  • 使用のたびに、本製品が正常に動作可能な状態であること、および破損、水濡れ、異臭、発煙、ねじの損傷や脱落などの異常がないことを十分に確認してください。使用中にこれらの異常が発生した場合は、直ちに電源を切り、使用を中止してください。

  • パラメータを調整する際は、電源を切らないでください。設定内容の一部またはすべてが失われる可能性があります。

  • 高温環境では電源ケーブルが劣化する恐れがあります。電源ケーブルを定期的に点検し、正常な状態であること、および劣化がないことを確認してください。交換が必要な場合は、Mech-Mind にご連絡のうえ、新しい電源ケーブルをご購入ください。

  • 長期間使用しない場合は、電源を切ることを推奨します。

電源についての注意

  • アダプターまたは電源ケーブルを火中に投入したり、加熱したりしないでください。

  • 所在地における各種電気安全基準を厳守し、使用環境の電圧が安定していることを確認してください。また、機器の運転前に、供給電源が正しいことを必ず確認してください。

  • 本製品は、所在地で推奨されている電線コンポーネント(電源ケーブル)を使用し、定格仕様の範囲内でご使用ください。

  • 電源アダプターを選定する際は、SELV(安全低電圧)規格に適合した電源を使用し、GIEC 60065、IEC 60950-1 または IEC 62368-1 に準拠した Limited Power Source(制限付き電源)の定格電圧で給電してください。具体的な給電条件は、機器のラベルに記載されている内容に従ってください。

  • 正しい電源電圧を使用してください。誤った電源電圧を使用すると、火災や感電の恐れがあります。電源ケーブルおよびアダプターは、確実に接地してください。また、Mech-Mind が提供するアダプターをご使用ください。指定外のアダプターを使用すると、人身事故や機器損傷の原因となることがあります。

  • 特に指定がない限り、複数の電源方式を同時に接続しないでください。機器の損傷や安全上のリスクが生じる恐れがあります。

  • クラス I の製品は、必ず保護接地付きの電源コンセントに接続してください。

  • 電源インターフェース、アダプター、または電源コンセントが湿った状態での使用は避けてください。

  • アダプターは配電盤内に設置してご使用ください。また、電源を遮断しにくい場所には設置しないでください。

  • 電源コードを保護し、踏みつけや挟み込みを避けてください。特に、プラグ、コンセント、および機器から引き出される接続部には十分ご注意ください。

  • 電源導体には銅導体のみを使用してください。

電磁干渉および静電気対策についての注意

  • 本製品の設置および使用時には、高電圧による漏電を必ず防止し、感電や人身事故、ならびに機器の損傷を防いでください。

  • シールドケーブルを使用する場合は、シールド層に破損がないことを確認し、金属コネクタに360°全周で圧着・導通させてください。

  • 本製品の電源を頻繁にオン/オフする場合は、必ず安定化および絶縁対策を強化してください。本製品とアダプターの間に DC/DC 絶縁電源モジュールを追加することを推奨します。

  • 本製品で使用していないケーブルは、必ず絶縁処理を行ってください。

  • 本製品の設置時に、本製品および接続されるすべての機器が良好に接地されていることを確保できない場合は、絶縁ブラケットを使用して本製品を絶縁してください。

  • すべての機器の保護接地は一箇所にまとめて接続し、単一点で保護接地へ接続してください。複数箇所で接地すると、電位差や干渉回路が発生する恐れがあります。

  • 自作の LAN ケーブルを使用する場合は、航空コネクタ部において、シールドシェルとシールド線のアルミ箔または金属編組層が確実に接続されていることを必ず確認してください。

  • 本製品の制御線と産業用照明の電源線は、必ず別々に配線し、束ねないでください。

  • 本製品の電源線は、データ線および信号線と分けて配線してください。金属製の配線ダクトを使用する場合は、配線ダクトが適切に接地されていることを確認してください。

  • 本製品を他の機器(特にサーボモータや大電力機器)と同じ回線で使用しないでください。配線間隔は 10cm 以上を確保してください。やむを得ない場合は、必ずケーブルにシールド処理を行ってください。

  • 電源ケーブルおよび LAN ケーブルは、大電流・高電圧機器や頻繁に起動・停止を行う機器(ステッピングモータや電磁弁など)から離して配線してください。

  • 集中給電を行う場合は、本製品の主電源に対して回路フィルタを用いて個別にフィルタリングを行ってから使用するか、または電源アダプターを使用して本製品に単独で給電してください。

  • 本製品に給電するスイッチング電源と PC の交流電源は同一の AC タップから供給してください。保護接地は共用可能ですが、多点接地は避けてください。大出力の電動機器は、このAC電源を直接使用しないでください。

  • 現場の他の機器(装置本体や内部部品など)および金属製ブラケットは、静電気の蓄積を防ぐため、正しく接地してください。

  • 高品質な SSTP シールド付き LAN ケーブルを使用してください。使用要件を満たすことを前提に、過度に柔軟性を追求しないでください。導体・シールド層・被覆の性能が犠牲となり、耐ノイズ性能が低下するおそれがあります。

  • 電源制御線にはシールド付きケーブルを使用し、ループ状に巻かないでください。また、本製品の電源制御線にフェライトコアを装着し、電磁ノイズを吸収させることが可能です。

  • 本製品のケーブルが長い場合は、8の字状に束ねてください。余長部分は往復させて折り返すように配線し、巻き輪状にしないでください。これにより電磁干渉の結合を低減できます。

  • 電源ケーブルと LAN ケーブルは並行して配線することは可能ですが、互いに巻き付けないでください。

  • 配線作業中は、配線スペースを十分に確保し、ケーブルを強く引っ張らないでください。電気的性能を損なうおそれがあります。

  • 本製品を金属部品と接続する際は、確実に接触させ、良好な導電性を確保してください。

  • 本製品およびケーブルの設置位置は、火花の発生する可能性のある機器(ブラシ付きモータやリレーなど)からできるだけ離してください。必要に応じて金属製シールドケースを追加してください。

  • 適切な環境湿度を維持し、作業時には静電気防止リストストラップを着用し、帯電防止服および帯電防止靴を着用してください。設置面には導電性材料を使用することで、静電気放電(ESD)のリスクを低減できます。

レーザー安全使用上の注意

  • 本製品はレーザー光を放射します。レーザー光が目に入らないようにご使用ください。レーザー光および反射レーザー光を直視しないでください。レーザーを人に向けないでください。レーザー光を観察すると、映り込みや残像などが発生する場合がありますので、説明書の操作・デバッグ条件を厳守してご使用ください。

  • 目に損傷を起こさないように、光学器具(望遠鏡など)を使用してレーザー光を直視しないでください。

  • レーザービームは目の高さと同じ水平線上に配置しないでください。レーザー光路を人の目の高さに設定しないようにしてください。

  • レーザー光路を十分に考慮してください。レーザーが鏡面反射/拡散反射したら人は反射光の危険にさらされる可能性がありますので、レーザー光路及び光路の延長線上をカバーで覆ってください。

  • この取扱説明書の指示に従わない場合、レーザー放射にさらされる恐れがあります。

  • 本製品を分解してもレーザー光の放射は停止しません。本製品を分解しないでください。

廃棄時の注意

  • 本製品を廃棄する際は、所在地の規制に従い、自然環境を保護してください。電池を家庭ごみとして出さないでください。廃棄物の不適正処理は環境汚染に繋がるので、本製品を勝手に廃棄しないでください。

各部名称と機能

AIC-Lite-016M-07M-W、AIC-Lite-016M-16M-W

  • AIC-Lite-016M-07M-W

  • AIC-Lite-016M-16M-W

diagram 1
diagram 2

番号

名称

機能

取付け穴

カメラを固定するための穴です。付属の M3 ネジを使用できます。

LINK 表示灯

ネットワーク接続表示灯です。
緑色常時点灯:ネットワーク正常

POWER 表示灯

電源表示灯です。
常時点灯:電源正常
消灯:電源異常

OK/NG 表示灯

緑色:画像取得成功

画像センサー

画像データを取得するためのセンサーです。

オレンジ表示灯

手動でオンにでき、対象物の位置決めの補助に使用できます。

補助灯

LED 照明で、画像取得時に補光を行い、良好な画像品質を確保します。上下両側の白色光は、それぞれ高周波点滅、点滅、または消灯に設定できます。

緑色表示灯

手動でオンにでき、対象物の位置決めの補助に使用できます。

フォーカス調整ナット

フォーカス調整レンチを使用して焦点距離を調整し、鮮明な画像を取得して撮像品質を確保します。

AIC-Lite-050M-08A-W、AIC-Lite-050M-16A-W

diagram 3

番号

名称

機能

ネットワークインターフェース

ギガビットイーサネットインターフェース、M12-A メスコネクタ、8ピン

電源・I/Oインターフェース

電源供給およびトリガー I/O を統合、M12-A 航空オスコネクタ、12ピン

側面表示灯

常時点灯:画像取得成功

画像センサー

画像データを取得するためのセンサーです。

補助灯

LED 照明で、画像取得時に補光を行い、良好な画像品質を確保します。4チャンネルを個別に制御でき、それぞれ常時点灯・点滅・消灯の設定が可能です。

照準器

位置決め用です。

取付け穴

カメラを固定するための穴です。付属の M3 ネジを使用できます。

POWER 表示灯

電源表示灯です。
常時点灯:電源正常
消灯:電源異常

LINK 表示灯

ネットワーク接続表示灯です。
常時点灯:ネットワーク接続正常
点滅:データ送信中
消灯:ネットワーク接続異常

STATUS 表示灯

常時点灯:イメージセンサーがトリガー状態で画像取得中
消灯:カメラは未撮影

AIC-Lite-050C-08A-W

diagram 4

番号

名称

機能

ネットワークインターフェース

ギガビットイーサネットインターフェース、M12-A メスコネクタ、8ピン

電源・I/Oインターフェース

電源供給およびトリガー I/O を統合、M12-A 航空オスコネクタ、12ピン

OK/NG 表示灯

緑色:画像取得成功

画像センサー

画像データを取得するためのセンサーです。

補助灯

偏光/非偏光補助照明に対応し、オン/オフの切り替えが可能です。

照準器

位置決め用です。

取付け穴

カメラを固定するための穴です。付属の M3 ネジを使用できます。

POWER 表示灯

電源表示灯です。
常時点灯:電源正常
消灯:電源異常

LINK 表示灯

ネットワーク接続表示灯です。
常時点灯:ネットワーク接続正常
点滅:データ送信中
消灯:ネットワーク接続異常

STATUS 表示灯

常時点灯:イメージセンサーがトリガー状態で画像取得中
消灯:カメラは未撮影

電源および LAN ポートの電気仕様

AIC-Lite-016M-07M-W、AIC-Lite-016M-16M-W

パラメータ

説明

カメラ電源仕様

DC +9V~+26V、リップル<1%、カメラの12ピンM12インターフェースで給電

データ出力インターフェース

100 Mbps イーサネット

入力/出力インターフェース

フォトカプラ絶縁入力 ×1
フォトカプラ絶縁出力 ×1
GPIO ×1(入力または出力として設定可能)

  • 供給電源は SELV および LPS の要件を満たす必要があります。

  • 本製品の外装表面には絶縁コーティングが施されています。

AIC-Lite-050M-08A-W、AIC-Lite-050M-16A-W、AIC-Lite-050C-08A-W

パラメータ

説明

カメラ電源仕様

DC +9V~+26V、リップル<1%、カメラの12ピンM12インターフェースで給電。ケーブル線径は 24AWG 以上

データ出力インターフェース

ギガビットイーサネット

入力/出力インターフェース

フォトカプラ絶縁入力 ×2(LINE0~LINE1)
フォトカプラ絶縁出力 ×3(LINE2~LINE4)

供給電源は SELV および LPS の要件を満たす必要があります。

I/O インターフェース電気仕様

AIC-Lite-016M-07M-W、AIC-Lite-016M-16M-W

フォトカプラ絶縁入力

入力電圧

説明

+26V DC

最大入力電圧。この電圧を超えると機器が損傷する可能性があります。

+0~+24V DC

I/O 入力の安全動作電圧範囲です。

+0~+6V DC

論理 0。

+6~+9V DC

入力反転のしきい値範囲で、論理状態は不定です。

>+9V DC

論理 1。

フォトカプラ絶縁入力の一般的な回路を下図に示します。

opto input circuit

フォトカプラ絶縁入力端子に流れる電流と入力電圧の関係を下図に示します。

opto input sink current vs voltage
  • フォトカプラ絶縁入力の最大流入電流は 7mA です。

  • 上記値は環境温度 25℃ で測定した典型値です。カメラによって個体差があります。

入力信号振幅とトリガー遅延の関係は、下表の通りです。

入力信号振幅(Vp-p)

立ち上がりエッジトリガー遅延 tDR(µs)

立ち下がりエッジトリガー遅延 tDF(µs)

9

18.80

23.70

12

7.20

31.30

20

3.00

38.40

24

2.40

40.10

26

2.20

41.40

入力遅延は、外部フォトカプラ絶縁入力端子から FPGA 入力ピンまでの遅延を測定したもので、FPGA 内部の論理遅延は含みません。

opto input to fpga trigger

トリガー入力信号に対する最小入力パルス幅の要件は、以下の表の通りです。

入力信号振幅(Vp-p)

最小ハイパルス幅(µs)

最小ローパルス幅(µs)

9

36.00

90.00

12

10.10

90.00

20

3.10

90.00

24

2.40

90.00

26

2.10

90.00

フォトカプラ絶縁出力

電圧

説明

+26V DC

最大入力電圧。この電圧を超えると機器が損傷する可能性があります。

< +3.3V DC

I/O 出力が異常となる可能性があります。

+3.3~+24V DC

I/O 出力の安全動作範囲です。

フォトカプラ絶縁出力の一般的な回路を下図に示します。

opto output typical circuit

1 kΩ のプルアップ抵抗を使用した場合、外部電源電圧が異なる条件下での出力の立ち上がり/立ち下がり時間および立ち上がり/立ち下がりエッジ遅延時間は、下表の通りです。

opto output timing diagram

外部電源電圧(V)

立ち上がり時間 tR(µs)

立ち下がり時間 tR(µs)

立ち上がりエッジトリガー遅延 tDR(µs)

立ち下がりエッジトリガー遅延 tDF(µs)

5

19.70

3.20

39.9

8.06

12

24.06

5.22

44.8

11.8

24

30.11

8.10

44.8

53.2

  • 出力遅延は、FPGA 内部論理出力から外部フォトカプラ絶縁出力端子までの遅延を測定したものです。FPGA 内部の論理遅延は含みません。

  • 上記値は環境温度 25℃ で測定した典型値です。カメラによって個体差があります。

フォトカプラ絶縁出力の導通電圧と出力電流の関係を下図に示します。

opto output characteristic curve
  • フォトカプラ出力端の最大導通電圧は 2.35V であり、これは最大出力電流100mA の条件で測定された値です。

  • 上記値は環境温度 25℃ で測定した典型値です。カメラによって個体差があります。

設定可能 GPIO

GPIO を入力として使用する場合

入力電圧

説明

+26V DC

最大入力電圧。この電圧を超えると機器が損傷する可能性があります。

+0~+24V DC

入力安全動作電圧範囲(外部プルアップ時の最低電圧は 3.3V DC)。

+0~+0.8V DC

論理 0。

+0.8~+2.2V DC

入力反転のしきい値範囲で、論理状態は不定です。

>+2.2V DC

論理 1。

GPIO 入力の一般的な回路を下図に示します。

gpio input circuit

GPIO 入力信号振幅とトリガー遅延の関係は、下表の通りです。

入力信号振幅(Vp-p)

立ち上がりエッジトリガー遅延 tDR(µs)

立ち下がりエッジトリガー遅延 tDF(µs)

3.00

6.783

0.339

5.00

6.563

0.200

9.00

6.164

0.106

10.00

6.416

0.960

  • 入力遅延は、外部 GPIO 端子から FPGA 入力ピンまでの遅延を測定したもので、FPGA 内部の論理遅延は含みません。

  • GPIO 入力が対応可能な最短入力パルス幅は、ハイパルス約 20 µs、ローパルス約 2 µs(いずれも典型値)です。

  • GPIO インターフェースの遅延は、フォトカプラ絶縁入力よりも小さいです。

GPIO を入力として使用する場合の入力電流と外部入力電圧の関係を下図に示します。

gpio input characteristic curve
  • GPIO 入力端の最大入力電流は 15 µA であり、これは外部入力電圧30V の条件で測定された値です。

  • 上記値は環境温度 25℃ で測定した典型値です。カメラによって個体差があります。

GPIO を出力として使用する場合

電圧

説明

+26V DC

最大入力電圧。この電圧を超えると機器が損傷する可能性があります。

+3.3~+24V DC

出力時の安全動作電圧範囲です。

< +3.3V DC

I/O 出力が異常となる可能性があります。

GPIO を出力として使用する場合の最大出力電流は 50 mA です。GPIO 出力の典型回路を下図に示します。

gpio output circuit

GPIO 出力の導通電圧降下(GPIO と GND 間の電圧降下)と出力電流(GPIO ピンに流れる電流)の関係を下図に示します。

gpio output characteristic curve
  • 上記の曲線は環境温度 25℃ で測定した典型値です。カメラによって個体差があります。

  • GPIO を出力として使用する場合の最大導通電圧は 0.41 V です(出力電流 100 mA)。

GPIO 出力信号の遅延を下図に示します。

gpio output timing diagram

470 Ω のプルアップ抵抗を使用した場合、外部電源電圧が異なる条件下での出力の立ち上がり/立ち下がり時間および立ち上がり/立ち下がりエッジ遅延時間は、下表の通りです。

外部電源電圧(V)

立ち上がり時間 tR(µs)

立ち下がり時間 tR(µs)

立ち上がりエッジトリガー遅延 tDR(µs)

立ち下がりエッジトリガー遅延 tDF(µs)

なし

-

-

5.43

0.35

5

0.16

0.02

1.80

39

12

0.22

0.04

2.37

71

  • 出力遅延は、FPGA ピンから GPIO ピンまでの遅延を測定したものであり、FPGA 内部の論理遅延は含みません。

  • 外部プルアップ抵抗を使用しない場合、最短入力パルス幅はハイパルス 11 µs、ローパルス 1 µs です。

  • GPIO インターフェースの遅延は、フォトカプラ絶縁入力よりも小さいです。

AIC-Lite-050M-08A-W、AIC-Lite-050M-16A-W、AIC-Lite-050C-08A-W

フォトカプラ絶縁入力

入力電圧

説明

+26V DC

最大入力電圧。この電圧を超えると機器が損傷する可能性があります。

+0~+24V DC

I/O 入力の安全動作電圧範囲です。

+0~+6V DC

論理 0。

+6~+9V DC

入力反転のしきい値範囲で、論理状態は不定です。

>+9V DC

論理 1。

フォトカプラ絶縁入力の一般的な回路を下図に示します。

opto input circuit

フォトカプラ絶縁入力端子に流れる電流と入力電圧の関係を下図に示します。

opto input sink current vs voltage
  • フォトカプラ絶縁入力の最大流入電流は 7mA です。

  • 上記値は環境温度 25℃ で測定した典型値です。カメラによって個体差があります。

入力信号振幅とトリガー遅延の関係は、下表の通りです。

入力信号振幅(Vp-p)

立ち上がりエッジトリガー遅延 tDR(µs)

立ち下がりエッジトリガー遅延 tDF(µs)

9

18.80

23.70

12

7.20

31.30

20

3.00

38.40

24

2.40

40.10

26

2.20

41.40

入力遅延は、外部フォトカプラ絶縁入力端子から FPGA 入力ピンまでの遅延を測定したもので、FPGA 内部の論理遅延は含みません。

opto input to fpga trigger

トリガー入力信号に対する最小入力パルス幅の要件は、以下の表の通りです。

入力信号振幅(Vp-p)

最小ハイパルス幅(µs)

最小ローパルス幅(µs)

9

36.00

90.00

12

10.10

90.00

20

3.10

90.00

24

2.40

90.00

26

2.10

90.00

フォトカプラ絶縁出力

電圧

説明

+26V DC

最大入力電圧。この電圧を超えると機器が損傷する可能性があります。

< +3.3V DC

I/O 出力が異常となる可能性があります。

+3.3~+24V DC

I/O 出力の安全動作範囲です。

フォトカプラ絶縁出力の一般的な回路を下図に示します。

opto output typical circuit

1 kΩ のプルアップ抵抗を使用した場合、外部電源電圧が異なる条件下での出力の立ち上がり/立ち下がり時間および立ち上がり/立ち下がりエッジ遅延時間は、下表の通りです。

opto output timing diagram

外部電源電圧(V)

立ち上がり時間 tR(µs)

立ち下がり時間 tR(µs)

立ち上がりエッジトリガー遅延 tDR(µs)

立ち下がりエッジトリガー遅延 tDF(µs)

5

19.70

3.20

39.9

8.06

12

24.06

5.22

44.8

11.8

24

30.11

8.10

44.8

53.2

  • 出力遅延は、FPGA 内部論理出力から外部フォトカプラ絶縁出力端子までの遅延を測定したものです。FPGA 内部の論理遅延は含みません。

  • 上記値は環境温度 25℃ で測定した典型値です。カメラによって個体差があります。

フォトカプラ絶縁出力の導通電圧と出力電流の関係を下図に示します。

opto output characteristic curve
  • フォトカプラ出力端の最大導通電圧は 2.35V であり、これは最大出力電流100mA の条件で測定された値です。

  • 上記値は環境温度 25℃ で測定した典型値です。カメラによって個体差があります。

同梱品一覧

型番

標準付属品

オプション品

AIC-Lite-016M-07M-W、AIC-Lite-016M-16M-W

カメラ

カメラ電源・I/O ケーブル(15m)

カメラ電源・I/O ケーブル(5m)

電源アダプター

M3 十字穴付き皿ネジ

AC 電源ケーブル

取扱説明書

スイッチング電源

-

スイッチング電源 AC 電源ケーブル

-

取付用ブラケット

AIC-Lite-050M-08A-W、AIC-Lite-050M-16A-W、AIC-Lite-050C-08A-W

カメラ

カメラ電源・I/O ケーブル(15m)

カメラ電源・I/O ケーブル(5m)

ギガビット LAN ケーブル(15m)

ギガビット LAN ケーブル(5m)

電源アダプター

M4 十字穴付き皿ネジ

AC 電源ケーブル

取扱説明書

スイッチング電源

-

スイッチング電源 AC 電源ケーブル

-

取付用ブラケット

  • 実際の製品と若干異なる場合があります。

  • 使用する前に、梱包内容を確認してください。さらに、カメラに損傷がなく、付属品がそろっているかを確認してください。万一、紛失・破損等が発生した場合は、Mech-Mind までご連絡ください。

  • ケーブルの技術仕様については、Mech-Mind のダウンロードセンターをご覧ください。

取り付け

取り付けブラケットを使用する場合

  1. 取り付け位置を確認した後、M5 ネジを使用して取り付けブラケットを設置面に固定してください。

  2. 対応する規格のネジを取り付け穴に入れ、カメラを取り付けブラケットに固定してください。

    • AIC-Lite-016M-07M-W、AIC-Lite-016M-16M-W:M3 十字穴付き皿ネジ

    • AIC-Lite-050M-08A-W、AIC-Lite-050M-16A-W、AIC-Lite-050C-08A-W:M4 十字穴付き皿ネジ

  • AIC-Lite-016M-07M-W(背面取り付け):

    mount with bracket 1
  • AIC-Lite-016M-07M-W(側面取り付け):

    mount with bracket 2
  • AIC-Lite-016M-16M-W(背面取り付け):

    mount with bracket 3
  • AIC-Lite-016M-16M-W(側面取り付け):

    mount with bracket 4
  • AIC-Lite-050M-08A-W、AIC-Lite-050M-16A-W、AIC-Lite-050C-08A-W(背面取り付け):

    mount with bracket 5
    mount with bracket 6

カメラのネジ穴を使用する場合

  1. カメラの純正レンズキャップまたは防塵キャップを外し、適切な規格のレンズを取り付けます。レンズのインターフェースが一致しない場合は、対応するレンズ変換アダプターをご使用ください。AIC-Lite-016M-07M-W、AIC-Lite-016M-16M-W、AIC-Lite-050M-08A-W、AIC-Lite-050M-16A-W、AIC-Lite-050C-08A-Wはレンズの取り付けは不要です。

  2. 対応する規格のネジを取り付け穴に入れ、カメラを設置面に固定してください。

    • AIC-Lite-016M-07M-W、AIC-Lite-016M-16M-W:M3 十字穴付き皿ネジ

    • AIC-Lite-050M-08A-W、AIC-Lite-050M-16A-W、AIC-Lite-050C-08A-W:M4 十字穴付き皿ネジ

I/O 外部配線

AIC-Lite-016M-07M-W、AIC-Lite-016M-16M-W、AIC-Lite-050M-08A-W、AIC-Lite-050M-16A-W、AIC-Lite-050C-08A-W

フォトカプラ絶縁入力

フォトカプラ絶縁入力は、NPN / PNP /プッシュプル出力構造のセンサーに対応しています。

NPN 出力センサー
  • 方式1:プルアップ抵抗を接続しない(推奨)

    input npn wiring 1
  • 方式2:プルアップ抵抗を接続する

    input npn wiring 2
    • EXT_POWER はユーザー外部電源の正極、EXT_GND はユーザー外部電源のグランド(GND)を指します。外部電源は、単独のスイッチング電源でも、センサー用電源でも使用可能です。

    • この接続方式は、NPN オープンコレクタ出力構造のセンサーに適しています。

    • 推奨プルアップ抵抗値は以下の通りです:3.3V 電源時:1kΩ;5V 電源時:1kΩ;12V 電源時:2.4kΩ;24V 電源時:4.7kΩ。出力電流能力を高める必要がある場合は、1kΩ 未満の抵抗を使用できますが、定格電力は 1W 以上としてください。

    • 一部の型番では、OPT_IN_GND と OPT_OUT_GND は共通で、名称は OPT_GND となります。

PNP 出力センサー
input pnp wiring
TTL 出力またはプッシュプル出力センサー
input ttl wiring

フォトカプラ絶縁出力

カメラのトランジスタ出力はフォトカプラにより内部回路と絶縁されています。そのため、NPN 出力または PNP 出力として使用できます。

opto output topo
カメラを NPN 出力として使用する場合
output npn wiring
カメラを PNP 出力として使用する場合
output pnp wiring

GPIO

GPIO を入力として使用する場合(AIC-Lite-016M-07M-W、AIC-Lite-016M-16M-Wのみ)
gpio input wiring
GPIO を出力として使用する場合

GPIO を出力として使用する場合、動作方式はフォトカプラ絶縁出力と類似しています。ただし、GPIO は非絶縁配線方式であり、信号 GND はカメラ電源 GND と共通です。

gpio output wiring
  • 出力端子には最大スイッチング容量を超える電圧を印加したり、負荷を接続しないでください。

  • 短絡や過電流などの異常によりヒューズが溶断した場合は、テクニカルサポートまでお問い合わせください。ヒューズを自己交換しないでください。

  • GPIO は双方向インターフェースです。外部回路接続前に必ず入力または出力モードを正しく設定してください。設定後は、カメラ動作中に方向を変更しないでください。誤設定は GPIO 回路損傷の原因となります。

  • GPIO は非絶縁設計のため、耐ノイズ性能は限られています。電気的ノイズの強い環境では使用に適していません。フォトカプラ絶縁付き入力/出力インターフェースの使用を優先することを推奨します。

  • 典型回路例に示すように、外付けプルアップ抵抗を使用する場合の推奨値は以下の通りです:3.3 V供給時:1 kΩ;5 V供給時:1 kΩ;12 V供給時:2.4 kΩ;24 V供給時:4.7 kΩ。出力電流能力を高める必要がある場合は、1kΩ 未満の抵抗を使用できますが、定格電力は 1W 以上としてください。

リレーなどの誘導負荷の配線方法

カメラ出力でリレーなどの誘導負荷を駆動する場合は、必ずフライバックダイオード内蔵リレーを使用するか、外部にフライバックダイオードを追加してください。これを行わないと、出力端子が過電圧で損傷する恐れがあります。

下図は、直流誘導負荷抑制回路の例です。通常用途では、追加ダイオード A のみで十分です。遮断速度をさらに高める必要がある場合は、ツェナーダイオード B を併用することを推奨します。ツェナーダイオードは出力回路電流仕様を満たすものを選定してください。

inductive load wiring

メンテナンス

定期点検

カメラは精密機器なので正常に動作するよう以下のように定期点検を行ってください。

外観点検

点検項目 対応策 推奨点検頻度

外観の磨耗、傷、変形がないか

周辺設備の位置や動作経路を調整し、カメラとの摩擦や衝突を避けてください。

1日1回

レンズガラスに水滴や曇りがないか

テクニカルサポートに連絡して、Mech-Mind 返送修理を依頼してください。

ケーブル点検

点検項目 対応策 推奨点検頻度

ケーブルとデバイスがしっかり接続されているか

ケーブルの接続をしっかりにしてください。

1日1回

ケーブルが曲がったり、ねじれたりしているか

配線を調整し、過度な曲げやねじれを避けてください。曲げ半径は、ケーブル外径の 8 倍(8D)以上にしてください。

ケーブルに劣化、摩耗、破損がないか

Mech-Mind に連絡してケーブルを交換してください。

ケーブルから焦げた臭いがしないか

Mech-Mind に連絡してケーブルを交換し、また焦げ臭い部分と発生原因を特定して再発生を防止してください。

カメラ取付ブラケット点検

点検項目 対応策 推奨点検頻度

カメラ取付ブラケットにがたつきがないか、ネジが緩んでいないか

ネジを締め直してください。

2週間に1回

清掃

  • カメラの清掃は、粉塵の混入を防ぐため、清潔で密閉された屋内環境で行ってください。清掃前には必ず電源を切ってください。感電の危険があります。

  • レンズを取り外す場合は、必ずカメラの撮像面を下向きにしてからレンズを取り外し、直ちに純正のレンズキャップまたは防塵キャップを取り付けてください。清掃後すぐに使用しない場合は、必ずレンズキャップを装着し、撮像面を下向きにして保管してください。

  • 本体の清掃には、清潔で柔らかい布でほこりやごみを拭き取ってください。カバーガラスの汚れを落とすには、傷をつけないようにレンズクリーナー液またはガラスクリーナーを染みこませた糸くずの出ない柔らかい布で優しく拭き取ります。毎日一回清掃することを推奨します。

  • イソプロピルアルコールを主成分とするクリーニングワイプまたは洗剤を使用することを推奨します。ガソリン、灯油、その他の腐食性物質は使用しないでください。これらは本製品の外観や内部構造を損傷する恐れがあります。圧縮空気による乾燥促進、また洗浄ガンやパイプによる水洗いは禁止します。水の侵入による損害と損傷は、Mech-Mind は一切責任を負いません。

  • 長期間保管した後に再使用する場合は、清掃してから使用してください。

保管

  • AIC-Lite-016M-07M-W、AIC-Lite-016M-16M-W、AIC-Lite-050M-08A-W、AIC-Lite-050M-16A-W、AIC-Lite-050C-08A-W:IP65 の保護等級です。粉じんや水の進入を防止できます。長時間水に浸したりしないでください。高湿度環境、または屋外での長期放置を避けてください。使用しない時は、室内の乾燥した風通しの良い場所に保管してください。保管温度:-30~70℃。

  • AIC-Lite-120M-00C-N、AIC-Lite-200M-00C-N、AIC-Lite-250M-00C-N:IP40 の保護等級です。固形異物の侵入を防止しますが、防水性能はありません。使用しない時は、室内の乾燥した風通しの良い場所に保管してください。長期間の高湿度、多塵、極端な高温・低温、強い電磁放射、不安定な照明環境を避けてください。保管温度:-30~80℃。

  • 保管する前に、火事を防ぐために電源の接続を切断してください。

  • レンズを太陽や強い光源に向けないでください。強い光は、画像センサーに損傷を与え、画像に白いぼかしを引き起こす可能性があります。

輸送

本製品を輸送する際は、輸送中の損傷を避けるために、元の包装を使用し、本製品が十分に保護されるようにしてください。

修理

製品に故障などが発生した場合、Mech-Mind へご返送いただき修理を行います。ご返送前にテクニカルサポートあるいは最寄りの担当営業所までご連絡ください。

免責事項

安全性、EMC 放射およびイミュニティ規格への準拠を確保するために、Mech-Mind が提供する電源およびケーブルを使用することをお勧めします。第三者製の電源とケーブルの使用により生じた問題に対して、Mech-Mind は一切責任を負いません。

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