ビジョン処理の結果をチェック
機能
ビジョン処理の結果をチェックし、異なる出口から対応する後続ワークフローを実行します。
このステップには 5つの出口があります:
出口 | 説明 |
---|---|
結果あり |
ビジョン処理による認識ステップから結果が出力された場合、この出口から実行する |
結果無し |
ビジョン処理による認識ステップから結果が出力されない場合、この出口から実行する |
タイムアウト |
ビジョン処理が設定した待ち時間タイムアウトの時間内に完了していない場合にこの出口から実行する
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未撮影 |
ビジョンサービス名に指定されたビジョンプロジェクトは実行されていない
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点群無し |
把持対象物が全部把持済み。この出口は結果ありと結果無しより優先的に使用される |
「ビジョン処理の結果をチェック」ステップを使用するサンプルプロジェクトを提供しますのでご利用いただけます。ソフトウェアのファイル > 新規作成 > サンプルプログラム > ほか をクリックしてサンプルプロジェクトを使用します。 |
パラメータ
事前計画する出口のインデックス
プロジェクトをスムーズに実行するために、事前計画する出口を指定する必要があります。普通、可能性の高い分岐を指定します。
パラメータ値 | 説明 |
---|---|
-1 |
事前計画する出口を指定しない |
0 |
結果あり 出口から実行して経路を計画する |
ビジョンサービス名
ビジョンサービスを提供する Mech-Vision プロジェクトを指定します。指定しないと、最近呼び出したビジョンサービスの結果を確認します。
前のビジョン処理による認識ステップに指定したビジョンサービス名と同じにしてください。
アラート設定
ビジョン処理の結果をチェックステップによって、Mech-Vision で設定されたカスタムアラート情報に基づいてビジョン処理の結果をチェックしてから異なる出口から後続のワークフローを実行します。
カスタムアラート出口から実行する時、ログにカスタマイズのアラートコードとメッセージが表示されます。
Mech-Viz はユーザーが設定したアラート情報を記録し、プロジェクト実行が終了した時に外部に出力します。複数のビジョン処理の結果をチェックステップを使用する場合、Mech-Viz は最後に受信したカスタムアラートだけを記録します。
使用前提
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同じソリューションの Mech-Vision プロジェクトを開き、メニューの
をクリックします。 -
表示された「アラート設定」ウィンドウの追加ボタンをクリックしてアラートコードとアラートメッセージを設定します。詳細な説明はアラートコードの設定をお読みください。
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アラート設定ウィンドウの適用ボタンをクリックして設定を保存します。
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Mech-Viz のステップパラメータパネルでカスタマイズワーニングを更新するボタンをクリックします。
これで設定されたアラートはパラメータ編集エリアに表示されます。
操作説明
アラート設定を有効にする |
有効にするのアラート情報をチェックするとそれが有効になり、ステップのアイコンに新しい出口が出てきます。 |
出口名を編集する |
出口名をクリックして編集できます。 |
出口の順番を変更する |
左側のをクリックして調整できます。 |
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