欠陥セグメンテーション
欠陥セグメンテーションのモデルパッケージをインポートする場合、以下のパラメータを設定する必要があります。
モデルパッケージの設定
- モデルパッケージ管理ツール
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パラメータ説明:ディープラーニングモデルパッケージ管理ツールを開き、ディープラーニングモデルパッケージをインポートするために使用されます。モデルパッケージファイルとは、Mech-DLKによってエクスポートされた「.dlkpack」または「.dlkpackC」を指します。
調整説明:ディープラーニングモデルパッケージ管理ツールの使用方法については、ディープラーニングモデルパッケージ管理ツール をご参照ください。
- モデルパッケージ名
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パラメータ説明:このパラメータは、ディープラーニングモデルパッケージをインポートした後、インポートしたモデルパッケージを選択するために使用されます。
調整説明:モデルパッケージ管理ツールを使用してディープラーニングモデルをインポートした後、ここでドロップダウンリストから対応するモデルパッケージ名を選択します。
- モデルパッケージのタイプ
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パラメータ説明: モデルパッケージ名 を選択すると、モデルパッケージのタイプ が自動的に記入されます。
- GPU ID
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パラメータ説明:このパラメータは、モデルパッケージ推論に使用するGPUのデバイスIDを設定するために使用されます。
調整説明:モデルパッケージ名を選択した後、ここでドロップダウンリストからモデルパッケージ推論に使用するGPUのデバイスIDを選択する必要があります。
前処理
- ROIファイル
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パラメータ説明:このパラメータは、ROIの設定や変更のために使用されます。
調整説明:初期状態ではデフォルトのROI設定が既に存在します。ROI設定を変更するには、エディタを開く をクリックします。次に、表示された画面で ROI 設定 を行い、ROI名を入力します。
論の前に、ここで設定されたROIがMech-DLKで設定されたROIと一致しているかを確認してください。一致していない場合、認識結果に影響を与える 可能性があります。 推論プロセスでは、通常モデルのトレーニング時に設定されたROI(デフォルトROI)が使用されます。カメラ視野内の対象物の位置が変わった場合は、ROIを調整する必要があります。 |
ROI設定後、初期のROIを使用するには、エディタを開く ボタンの下のROIファイル名を削除します。 |
後処理
- 推論設定
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パラメータ説明:このパラメータは、欠陥セグメンテーションのモデルパッケージ推論に関するパラメータを設定するために使用されます。推論設定ツールを開いて欠陥の判定ルールを設定するには、エディタを開く をクリックします。
調整説明:詳細な設定方法については、欠陥の判定ルールを設定 をご参照ください。
- 膨張処理
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パラメータ説明:このパラメータは、ディープラーニングマスクの面積を増やすために使用されます。ディープラーニングマスクがワークより小さい場合、マスクを使用してワークから抽出された点群(特にエッジ点群)が抜けていることがあります。そのため、点群抜けを避けるために、膨張処理を有効化にしてマスク領域を増やすことを推奨します。
初期値:無効
- カーネルサイズ
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パラメータ説明:このパラメータは、膨張処理の操作カーネルのサイズを設定するために使用されます。カーネルが大きいほど膨張効果は強くなります。
初期値:3px
調整アドバイス:実際の状況に応じて設定してくだい。
可視化設定
- 画像で欠陥のマスクを描画
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パラメータ説明:このパラメータは、画像に欠陥のマスクを描画するかどうかを設定するために使用されます。チェックを入れた後、入力画像で欠陥のマスクを描画します。
初期値:チェックを入れない。
調整の例:下図に示すように、左側のはチェックを入れる前の効果で、右側はチェックを入れた後の効果です。
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