ワークライブラリ
機能説明
ワークライブラリは、点群モデルの生成と編集、把持位置姿勢や衝突モデルの設定など、ワークに関連する設定作業を統合したツールです。このツールには、下図のような6つの設定フローが含まれており、これらの設定フローを通じて段階的にワーク設定を完了できます。
主な機能は下表の通りです。
番号 | 機能 | 詳細 |
---|---|---|
1 |
明確かつ完全なワーク設定フロー |
6つのワーク設定フローを提供しており、ガイド情報をもとに適切な設定フローを選択し、段階的にワークの設定を完了できます。 |
2 |
ワーク設定結果のリアルタイム表示 |
設定結果をリアルタイムでプレビューできる可視化表示エリアを提供しています。そのエリア内でワークの設定(把持位置姿勢の調整など)を行うこともできます。 |
3 |
より統合されたワーク関連設定 |
対称性設定、対象物中心点の設定、把持位置姿勢の設定、衝突モデルの設定など、ワークに関連する複数の設定を統合しており、これらの設定をワンストップで完了できます。 |
マニュアル閲覧
下表を参照して、各設定フローを確認し、実際の適用シーンに応じて適切な設定フローを選択してワークを設定してください。
ワークの設定フロー | 適用シーン |
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カメラで取得した点群とSTLモデルの一致性が高いシーンに適しています。 |
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STLモデルがない、またはカメラで取得した点群とSTLモデルの一致性が低いシーンに適しています。 |
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規則的な形状(円柱や長方形など)を持つワークを認識するシーンに適しています。 |
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高い把持精度が求められるシーンに適しています。 |
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点群モデルの前処理に特別な要求があるシーンに適しており、点群の編集操作を減少させます。 |
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段ボール箱、麻袋などのパレタイジング・デパレタイジングシーンに適しています。 |