通信関連機能が使用できない
問題:
ビジョンシステムの通信関連機能が使用できない場合、主な現象は次のとおりです:
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Mech-Visionソフトウェアのツールバーで、ロボット通信設定 ボタンがグレーアウト表示となり使用できません。
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Mech-Vizソフトウェアのツールバーで、Viz ティーチングによりロボットを接続 ボタンがグレーアウト表示となり使用できません。
問題が発生するバージョン:
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Mech-Vision 1.8.0バージョン以降
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Mech-Viz 1.8.0バージョン以降
考えられる原因:
通信コンポーネントが起動していないか、クラッシュしています。
解決策:
以下の手順に従って対処してください。
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IPCのタスクマネージャーを開き、実行中の
python
プロセスがあるか確認します。-
それがない場合は、次の手順に進みます。
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それがある場合は、そのプロセスを終了してソフトウェアを再起動します。問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。
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通信コンポーネントのディレクトリパス設定が空でないか確認します。
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Mech-Visionの場合
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Mech-Vizの場合
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Mech-Visionのメニューバーで、
を選択し、開発者モード にチェックを入れて OK をクリックします。ソフトウェアを再起動して開発者モードを有効にします。 -
を選択し、通信設定 の下に 通信コンポーネントディレクトリパス パラメータが空でないか確認します。
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Mech-Vizのメニューバーで、
を選択し、開発者モード にチェックを入れて OK をクリックします。ソフトウェアを再起動して開発者モードを有効にします。 -
を選択し、通信設定 の下に 通信コンポーネントディレクトリパス パラメータが空でないか確認します。
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空である場合は、次の手順に進みます。
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空でない場合は、
\AppData\Roaming\Mmind
パス内のMmind.iniファイルを見つけ、「centerDirPath」行を削除してからソフトウェアを再起動します。問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。
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通信コンポーネントのインストールディレクトリで、shift キーを押しながら 右クリック し、「PowerShellウィンドウをここで開く」を選択して
.\python\python.exe .\src\main.py
のコマンドを入力して実行します。通信コンポーネントが正常に起動するか確認します。-
起動に成功した場合は、上記のトラブルシューティングが正しく行われたことを確認し、テクニカルサポートにお問い合わせください。
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起動に失敗した場合は、以下の内容を参照してエラー原因を確認してください。
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通信コンポーネントの起動エラーで参照されているPythonファイルが通信コンポーネントのインストールディレクトリにない
またはコンピュータを再起動し、ソフトウェアを再インストールしてみてください。それでも解決しない場合は、テクニカルサポートにお問い合わせください。
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