ソフトウェアライセンス

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バージョン 2.0.0以降、Mech-Mindは Sentinel LDK をソフトウェアライセンスシステムとして採用しています。このライセンスシステムは、ハードロックソフトロック の2つの暗号化形式に対応しており、永久ライセンス および 一時ライセンス の両方をサポートしています。

Mech-Mindは、ユーザーの実際の使用ニーズに基づき、使用する暗号化形式を判断し、ライセンスの有効期間を付与します。

  • ハードロック:USB形式のハードウェアロックで、プロダクトキーを通じて異なるソフトウェアのライセンスを書き込むことが可能です。

  • ソフトロック:仮想ロックで、プロダクトキーを通じて異なるソフトウェアのライセンスを書き込むことが可能です。

  • 永久ライセンス:無期限で利用できるライセンスです。

  • 一時ライセンス:有効期間が定められており、特定の期間のみ有効なライセンスです。期限が過ぎるとライセンスが無効となり、更新や再取得が必要です。

以下に、ユーザーがソフトウェアライセンスを取得し、管理する方法およびライセンスに関する一般的な問題について説明します。

ソフトウェアライセンスの取得

  • ソフトロックを使用する場合は、Mech-Mindの営業担当者に連絡してプロダクトキーを取得してください。Mech-Mindはプロダクトキーをメールで送信します(下図を参照)。また、メールにはライセンスをアクティベートおよびアップデートするための ライセンス管理システムのログインページ も記載されています。

email example
  • ハードロックを使用する場合は、Mech-Mindの営業担当者に連絡してハードロックを取得してください。Mech-Mindは、製品に同梱、郵送、または現地でハードウェアロックを提供します。ハードロックにはライセンスがすでにアクティベートされているため、ハードロックをIPCのUSBポートに挿入することで直接使用可能です。

  • ソフトロック、ハードロックのいずれを使用する場合でも、まずIPCにSentinel LDK 暗号化ドライバをインストールする必要があります。このドライバはMech-Vision & Mech-Vizのソフトウェアインストールパッケージに組み込まれており、ソフトウェアをインストールするとドライバも自動的にインストールされます。

  • ソフトロックを使用する場合、プロダクトキーを取得した後、ソフトウェアのライセンスを取得するために ライセンスをアクティベート する必要があります。

ソフトウェアライセンスの管理

実際の状況に応じて以下の内容をお読みください。

ライセンスをアクティベートまたはアップデートした後、ライセンスを確認 することで、ライセンスが正常にアクティベートまたはアップデートされたことを確認できます。

ライセンスのアクティベート

ハードロックは納品時にライセンスがアクティベートされています。直接使用できますが、使用できない場合は ハードロックが直接使用できない場合の解決方法 をご参照ください。

ソフトロックを使用する場合、プロダクトキーを使用してライセンスをアクティベートする必要があります。詳細な手順は以下の通りです。

  1. ライセンス管理システムにログインします。

    ライセンス管理システムのログインページ にアクセスし、プロダクトキーを入力して ログイン をクリックします。

    enter the key
  2. オンラインでライセンスをアクティベートします。

    ページが表示されたら、右上の オンラインアクティベーション をクリックしてライセンスをアクティベートします。

    click onlice active

インターネットに接続できない場合は、オフラインでライセンスをアクティベートすることもできます。詳細な手順は以下の通りです。

  1. ACC ページを開きます。

    enter the sentinel admin control center
  2. フィンガープリントファイルを生成します。

    対応する Sentinel キーの操作エリアの下にある フィンガープリント をクリックし、フィンガープリントファイルを生成します。

    ファイルを生成する前に、表の左側に表示されるベンダ IDが 31772 であることを確認します。

    click fingerprint
  3. V2CまたはV2CPファイルを取得します。

    生成したフィンガープリントファイルをMech-Mindに送信し、Mech-MindはV2CまたはV2CPファイルを返します。

  4. オフラインでライセンスをアクティベートします。

    Sentinel Admin Control Center ページの左側のナビゲーションメニューから アップデート/アタッチ ページに入ります。ファイルを選択 をクリックしてMech-Mindから取得したV2CまたはV2CPファイルを選択し、ファイルの適用 をクリックすると、ライセンスがアクティベートされます。

    select c2v and apply
    • フィンガープリントファイル:ユーザーがMech-Mindの営業担当者に提供するIPCに関連する情報が含まれるファイルです。

    • V2C(Vendor to Customer)ファイル:Mech-Mindの営業担当者がユーザーに提供するライセンス情報が含まれるファイルです。

    • V2CPファイル:複数のV2Cファイルが含まれるファイルパッケージです。

ライセンスのアップデート

一時ライセンスが期限切れの場合、またはソフトウェアの認証内容を変更する必要がある場合、ライセンスをアップデートする必要があります。

ソフトロック用ライセンスのアップデート

詳細な手順は以下の通りです。

  1. Mech-Mindの営業担当者にライセンスアップデートのリクエストを連絡すると、Mech-Mindはバックエンドのデータを更新します。

  2. ライセンス管理システムのログインページ にアクセスし、「ライセンス アップデート」ウィンドウに切り替え、ライセンスをアップデート をクリックすると、ライセンスがアップデートされます。

    click update

ネットワークに接続できない場合は、V2CまたはV2CPファイルを使用してライセンスをオフラインでアップデートすることもできます。詳細な手順は以下の通りです。

  1. ACC ページを開きます。

    enter the sentinel admin control center
  2. C2Vファイルを生成します。

    対応する Sentinel キーの操作エリアの下にある C2V をクリックしてC2Vファイルを生成します。

    click c2v
  3. V2CまたはV2CPファイルを取得します。

    生成されたC2VファイルをMech-Mindに送信し、Mech-Mindから返されたV2CまたはV2CPファイルを取得します。

  4. オフラインでライセンスをアップデートします。

    Sentinel Admin Control Center ページの左側のナビゲーションメニューから アップデート/アタッチ ページに入ります。ファイルを選択 をクリックしてMech-Mindから取得したV2CまたはV2CPファイルを選択し、ファイルの適用 をクリックすると、ライセンスがアップデートされます。

    select c2v and apply
    • C2V(Customer to Vendor)ファイル:ユーザーがMech-Mindの営業担当者に送信するハードロックに関する情報が含まれるファイルです。

    • V2C(Vendor to Customer)ファイル:Mech-Mindの営業担当者がユーザーに提供するライセンス情報が含まれるファイルです。

    • V2CPファイル:複数のV2Cファイルが含まれるファイルパッケージです。

ハードロックのライセンス更新方法

詳細な手順は以下の通りです。

  1. Mech-Mindの営業担当者にライセンスアップデートのリクエストを連絡すると、Mech-Mindはバックエンドのデータを更新します。

  2. ハードロックをIPCのUSBポートに挿入します。

  3. ライセンス管理システムのログインページ にアクセスし、「ライセンス アップデート」ウィンドウに切り替え、ライセンスをアップデート をクリックすると、ライセンスがアップデートされます。

    click update

ネットワークに接続できない場合は、V2CファイルまたはV2CPファイルを使用してライセンスをオフラインでアップデートすることもできます。詳細な手順は以下の通りです。

  1. ACC ページを開きます。

    enter the sentinel admin control center
  2. C2Vファイルを生成します。

    対応する Sentinel キーの操作エリアの下にある C2V をクリックしてC2Vファイルを生成します。

    click c2v
  3. V2CまたはV2CPファイルを取得します。

    生成されたC2VファイルをMech-Mindに送信し、Mech-Mindから返されたV2CまたはV2CPファイルを取得します。

    • C2V(Customer to Vendor)ファイル:ユーザーがMech-Mindの営業担当者に送信するハードロックに関する情報が含まれるファイルです。

    • V2C(Vendor to Customer)ファイル:Mech-Mindの営業担当者がユーザーに提供するライセンス情報が含まれるファイルです。

    • V2CPファイル:複数のV2Cファイルが含まれるファイルパッケージです。

  4. オフラインでライセンスをアップデートします。

    Sentinel Admin Control Center ページの左側のナビゲーションメニューから アップデート/アタッチ ページに入ります。ファイルを選択 をクリックしてMech-Mindから取得したV2CまたはV2CPファイルを選択し、ファイルの適用 をクリックすると、ライセンスがアップデートされます。

    select c2v and apply

ライセンスの確認

ライセンスが正常にアクティベートまたは更新された後、Sentinel Admin Control Center ページまたはソフトウェア内でライセンス情報を確認できます。

  • Sentinel Admin Control Center ページでライセンス情報を確認します。

    1. Sentinel Admin Control Center ページ にアクセスします。

    2. 左側のナビゲーションメニューから フィーチャ ページに入り、認証された製品とその有効期限を確認します。

      view license
  • ソフトウェアでライセンスを確認します。

    • Mech-Visionでライセンスを確認します。

      Mech-Visionのメイン画面で、メニューから ヘルプ  バージョン情報 を選択し、表示されたウィンドウで有効期限を確認します。

    • Mech-Vizでライセンスを確認します。

      Mech-Vizを起動し、ファイルページ左下にある ヘルプ をクリックし、表示された「バージョン情報」で有効期限を確認します。

    ライセンスが正常にアップデートされている場合、確認は完了です。ライセンスのアップデートに失敗した場合は、再度 ライセンスをアップデート してください。再度アップデートしても解決できない場合、Mech-Mindにお問い合わせてください。

よくある問題と解決方法

「Sentinel Key not found(H007)」エラーが表示される

  • 問題

    暗号化されたソフトウェアを開くと「Sentinel Key not found(H007)」というエラーメッセージが表示されます。

    common issues 1
  • 考えられる原因

    ライセンスがまだ取得されていません。

  • 解決方法

    Mech-Mindに連絡してライセンスを取得し、それをアクティベートします。

Sentinel Admin Control Center ページにアクセスできない

  • 問題

    Sentinel Admin Control Center ページ にアクセスできません。

  • 考えられる原因

    • Sentinel LDK 暗号化ドライバが正しくインストールされていません。

    • Sentinel Admin Control Center ページに対応するSentinel LDK-EMS Serviceが起動していません。

  • 解決方法

    • Mech-Vision & Mech-Vizソフトウェアを再度インストールして、Sentinel LDK 暗号化ドライバを再度インストールします。インストール後、IPCの 設定  アプリ  アプリと機能 に、インストール済みの暗号化ドライバが存在することを確認します。

      common issues 2 1
    • タスクマネージャーの下部にある サービス管理ツールを開く をクリックし、リストの中で Sentinel DLK License Manager を右クリックし、ショートカットメニューから 開始 を選択して、Sentinel LDK-EMS Serviceを再起動します。

      common issues 2 2

      上記の操作はWindows10を前提としたものであり、Windows11をお使いの場合は、実情に応じた操作が必要です。

「オンラインアクティベーション」ボタンが機能しない

  • 問題

    プロダクトキーを使用してオンラインでライセンスをアクティベートする場合、オンラインアクティベーション ボタンは無効になります。

  • 考えられる原因

    Sentinel LDK-EMS Serviceサービスに対応するURLが欠落しています。

  • 解決方法

    Sentinel Admin Control Center ページ の左側のナビゲーションメニューから 構成定義  ネットワーク ページに入ります。「ネットワークの視覚化」を すべてのネットワークアダプタ に設定し、下部の「EMS URL」フィールドに「https://license.mech-mind.com.cn:8443/」を追加して「送信」をクリックします。

    common issues 3

ハードロックが直接使用できない

  • 問題

    納品後、ハードロックを直接使用できません。

  • 考えられる原因

    ハードロック内のライセンス情報が空です。

  • 解決方法

    ハードロック内のライセンスが空である場合は、Mech-Mindの営業担当者に連絡してプロダクトキーを取得し、以下の手順でライセンスを再度アクティベートする必要があります。

    1. ハードロックをIPCのUSBポートに挿入します。

    2. ライセンス管理システムにログインします。

      ライセンス管理システムのログインページ にアクセスし、プロダクトキーを入力して ログイン をクリックします。

      enter the key
    3. オンラインでライセンスをアクティベートします。

      ページが表示されたら、右上の オンラインアクティベーション をクリックしてライセンスをアクティベートします。

      click onlice active

    ネットワークに接続できない場合は、V2CファイルまたはV2CPファイルを使用してライセンスをオフラインでアクティベートすることもできます。詳細な手順は以下の通りです。

    1. ACC ページを開きます。

      enter the sentinel admin control center
    2. C2Vファイルを生成します。

      対応する Sentinel キーの操作エリアの下にある C2V をクリックしてC2Vファイルを生成します。

      click c2v
    3. V2CまたはV2CPファイルを取得します。

      生成されたC2VファイルをMech-Mindに送信し、Mech-MindはV2CまたはV2CPファイルを返します。

      • C2V(Customer to Vendor)ファイル:ユーザーがMech-Mindの営業担当者に送信するハードロックに関する情報が含まれるファイルです。

      • V2C(Vendor to Customer)ファイル:Mech-Mindの営業担当者がユーザーに提供するライセンス情報が含まれるファイルです。

      • V2CPファイル:複数のV2Cファイルが含まれるファイルパッケージです。

    4. オフラインでライセンスをアクティベートします。

      Sentinel Admin Control Center ページの左側のナビゲーションメニューから アップデート/アタッチ ページに入ります。ファイルを選択 をクリックしてMech-Mindから取得したV2CまたはV2CPファイルを選択し、ファイルの適用 をクリックすると、ライセンスがアクティベートされます。

      select c2v and apply

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