通信コンポーネントの更新説明
通信コンポーネント 2.1.1バージョンの更新説明
以下では、通信コンポーネント2.1.1バージョンの新機能や機能最適化について説明します。
新機能
2.1.1バージョンでは、以下のロボットがVizティーチング通信または標準インターフェース通信に対応しました。
ロボット | Vizティーチング通信 | 標準インターフェース通信 |
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DOBOT CRAロボット |
〇 |
|
ELITE CSロボット |
〇 |
|
ESTUNロボット |
〇 |
|
FANUCロボット(V10システム) |
〇 |
〇 |
JAKAロボット(V1.7.1システム) |
〇 |
〇 |
URロボット(Polyscope Xシステム) |
〇 |
|
MELFA 4軸ロボット |
〇 |
機能最適化
標準インターフェース通信について
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201コマンド:ロボットの位置姿勢タイプ が0に設定されている場合、経路計画の開始点が 原点 (0,0,0,0,0,0) から Mech-Vizで設定されたHome点 に変更されました。
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601コマンド:ビジョンシステム内のメッセージのキャッシュ時間が 1秒 から 3秒 に延長されました。
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URCapプラグインのアップグレード:Mech-Vizから返される関節角度データの受信に対応し、ロボットの実際の動作経路とシミュレーションの一致を保証します。
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JAKAに Get_Data コマンドを新規追加:ビジョンポイントまたは経路点の位置姿勢、ラベル、およびロボットハンド番号の取得に対応しました。
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TM(TMflow2)のコマンド:
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MM init コマンド:Socket設定に対応しました。
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Receive Viz コマンド:Mech-Vizから返される関節角度データの受信に対応しました。
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YASKAWAロボットのキャリブレーション:キャリブレーション時に直線移動を選択した場合、関節角度データの使用が可能になりました。
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ABB、FANUC、KUKA、YASKAWAロボットのプログラム:ビジョンシステムから取得できる位置姿勢の合計数の上限が 50 から 100 に拡張されました。