Mitsubishi MC
以下では、Mitsubishi MCの通信設定について説明します。その前に、ロボットを選択 し、通信設定画面に入っていることを確認します。
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通信方式 で以下の設定を行います。
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インターフェースタイプを 標準インターフェース に設定し、通信プロトコルを Mitsubishi MC Client に設定します。
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通信フレーム では、通常は3Eを選択します。
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レジスタ(D)のベースアドレスを設定します。
通信に使用される構造タイプは、合計728本のDレジスタを占有します。
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PLC IPアドレス には、PLCのIPアドレスを記入し、ポート番号は50000以上に設定することを推奨します。
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(オプション)詳細設定 では、実際の状況に応じて以下のパラメータを設定してください。
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一度に送信する位置姿勢の最大数:「Mech-Visionプロジェクトを実行」コマンドを使用する際、このパラメータを使用してビジョンシステムが一度に送信する位置姿勢の最大数を設定できます。ここでの最大数の上限は30です。
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Mech-Vizデータ取得タイムアウト(秒):「Mech-Vizプロジェクトを実行」コマンドを使用する際、Mech-Vizがここで設定されたタイムアウト時間内に処理結果を返さない場合、タイムアウトエラーステータスコードが返されます。
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Mech-Visionデータ取得タイムアウト(秒):「Mech-Visionプロジェクトを実行」コマンドを使用する際、Mech-Visionがここで設定されたタイムアウト時間内に処理結果を返さない場合、タイムアウトエラーステータスコードが返されます。
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撮影完了後、「1102:トリガー成功」を返す: EIHシーンでこのパラメータにチェックを入れると、ビジョンシステムはカメラ撮影が完了後に「1102:トリガ成功」を返します。これにより、ロボットはMech-Visionプロジェクトの実行が完了するのを待たずに移動を開始でき、サイクルタイムが短縮されます。このパラメータにチェックを入れない場合、ロボットはMech-Visionプロジェクトの実行が完了するまで移動できません。
このパラメータにチェックを入れると、下に 撮影完了待ちタイムアウト パラメータが表示されます。カメラの撮影時間が長い場合は、ここでタイムアウト時間を適切に増やすことができます。 -
プロパティ設定:上記で選択したプロトコルには無効ですので、このボタンは無視してください。
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リセット: 上記の設定項目(プロパティ設定を除く)を初期値にリセットします。
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(オプション)ソリューションを開くとインターフェースサービスを自動的に起動 にチェックを入れます。チェックを入れると、次回ソリューションを開く時に インターフェースサービスを起動 する必要はありません。
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適用 をクリックします。
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インターフェースサービスを起動 します。
選択した通信先に応じて、標準インターフェース通信設定 を行います。