一般的なロボットハンド
同じ位置姿勢で把持することを回避
このパラメータは、把持に失敗した場合に、同じ場所で再び失敗することを回避するために使用されます。
優先度を減少する範囲の半径上限
初期値 |
0 |
調整説明 |
把持位置姿勢が前回の把持位置姿勢との直線距離がこの値より小さければ、前回の把持位置姿勢とは同じ位置姿勢と判断し、把持を実行する優先度を下げるます。 |
破棄する範囲の半径上限
初期値 |
0 |
調整説明 |
把持位置姿勢が前回の把持位置姿勢との直線距離がこの値より小さければ、この位置姿勢を破棄します。 |
例 |
クランクシャフトを一つ把持するとき、もし初回の試行が失敗し、そのクランクシャフトを動かして位置が変わったら、次回の把持では成功する可能性があります。したがって、 優先度を減少する範囲の半径上限 を使用して優先度を下げますが、破棄はしません。もし試行が失敗し、かつそのクランクシャフトの位置が変わらなかったら、二回目の把持でも成功することはありません。この場合に無駄な動作を回避するために 破棄する範囲の半径上限 を使用してこの位置姿勢を破棄します。 |