ドリフトデータを監視

ドリフト自動補正（EIH/ETH） 機能が設定された後、オペレーターインターフェースの運用保守機能を使用して、ビジョンシステムのドリフトを監視し、ドリフト補正状況を確認できます。

「運用保守」画面で「ドリフト自動補正（EIH/ETH）」を選択すると、データ監視ダッシュボードが開き、データシートを確認できます。

ドリフト補正ソリューションが設定された後、生産の長期的な安定稼働を確保するため、データ監視ダッシュボードの右上にある「アラートしきい値」を設定する必要があります。通常、10mmに設定することが推奨されます。プロジェクトの精度要件が非常に高い場合は、必要に応じてこの値を小さく設定してください。

データシートでは、ドリフト補正値がアラートしきい値を超えた場合、補正前のビジョンシステムのドリフト値が大きいことを示し、データは赤で表示されます。この場合、カメラやロボットハンドがしっかり取り付けられているか、ロボットの原点がずれていないかを確認してください。