領域の形状特徴を検出
パラメータ説明
- 領域形状特徴の種類
-
パラメータ説明:このパラメータは、使用する検出方法を選択するために使用されます。
オプション:AlignedCircumscribedRect、AlignedInscribedRect、LargestInscribedRect、SmallestCircumscribedRect
下表では、各値(領域特性の種類)について説明し、麻袋マスクを例として計算結果を画像で示します。
検出方法 説明 説明図 AlignedCircumscribedRect
入力マスクの外接長方形を計算します。この長方形は、マスクの輪郭に最大限一致します。
AlignedInscribedRect
入力マスクの内接長方形を計算します。この長方形は、マスクの輪郭に最大限一致します。
LargestInscribedRect
入力マスク内に収まる最大の内接長方形を計算します。
SmallestCircumscribedRect
入力マスクを囲む最小の外接長方形を計算します。
初期値:AlignedCircumscribedRect
以下に、各パラメータの詳細を説明します。
AlignedCircumscribedRect
このオプションを選択する場合、以下のパラメータを調整する必要があります。
- エッジを揃えるための検索半径
-
パラメータ説明:このパラメータは、マスクと外接長方形が一致しているかどうかを判定するために使用されます。マスク輪郭点と外接長方形の輪郭点との距離がこの半径より小さい場合、その輪郭点は外接長方形と一致していると見なします。
初期値:3px
調整アドバイス:初期値のまま使用することを推奨します。
- 塗りつぶし領域の特徴
-
パラメータ説明:このパラメータは、外接長方形を塗りつぶすかどうかを指定するために使用されます。チェックを入れると塗りつぶされます。
初期値:チェックを入れない
AlignedInscribedRect
このオプションを選択する場合、以下のパラメータを調整する必要があります。
- エッジを揃えるための検索半径
-
パラメータ説明:このパラメータは、マスクと内接長方形が一致しているかどうかを判定するために使用されます。マスク輪郭点と内接長方形の輪郭点との距離がこの半径より小さい場合、その輪郭点は内接長方形と一致していると見なします。
初期値:3px
調整アドバイス:初期値のまま使用することを推奨します。
- 並進ステップサイズ
-
パラメータ説明:内接長方形を計算する際の長方形中心の平行移動ステップ幅です。この値が小さいほど計算時間は長くなりますが、内接長方形の計算精度は高くなります。
初期値:10px
- 塗りつぶし領域の特徴
-
パラメータ説明:このパラメータは、内接長方形を塗りつぶすかどうかを指定するために使用されます。チェックを入れると塗りつぶされます。
初期値:チェックを入れない
LargestInscribedRect
このオプションを選択する場合、以下のパラメータを調整する必要があります。
- 回転ステップサイズ
-
パラメータ説明:最大内接長方形を計算する際、長方形の長軸方向を回転させるステップ角度です。この値が小さいほど計算時間は長くなりますが、最大内接長方形の計算精度は高くなります。
- 並進ステップサイズ
-
パラメータ説明:最大内接長方形を計算する際の長方形中心の平行移動ステップ幅です。この値が小さいほど計算時間は長くなりますが、最大内接長方形の計算精度は高くなります。
初期値:10px
- 塗りつぶし領域の特徴
-
パラメータ説明:このパラメータは、最大内接長方形を塗りつぶすかどうかを指定するために使用されます。チェックを入れると塗りつぶされます。
初期値:チェックを入れない