キャリブレーションボール取扱説明書(ETH)

梱包内容一覧

番号 部品 イメージ図

1

Φ60 キャリブレーションボール × 1

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手動式エアブロワー × 1

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3

  • 付属品パック1:無塵白布 × 1、防塵手袋 × 1

  • 付属品パック2:六角穴付ボルト(キャップボルト) × 1、位置決めピン × 2、L字型六角レンチ × 1

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  • 上記の梱包内容一覧は参照のみを目的としています。実際の製品とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

  • お受け取りの際は、梱包に問題がないことを確認してください。

  • 梱包箱中にある『梱包内容一覧』を確認し、製品や付属品に欠品や損傷がないことを確認してください。万が一、損傷や不足がある場合は、Mech-Mindまでお問い合わせください。

設置図

下図のように、ネジと位置決めピンを使用して、キャリブレーションボールをロボットアームの先端(ハンドやフランジなど)に取り付けます。

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  • キャリブレーションボールに触れる際は、必ず防塵手袋を着用してください。

  • キャリブレーションボール設置後、マーカーでボルトとピン、接触面に印を付けてください。

メンテンナンス保守

点検

キャリブレーションボールの精度と信頼性を確保するため、定期的な点検は非常に重要です。毎日一回の点検を推奨します。点検項目は以下の通りです。

  • 目視でキャリブレーションボールの表面を確認し、傷、へこみ、汚れ、またはその他の物理的な損傷がないか確認します。

  • 各キャリブレーションボールの取付ボルトの締付けマーキング(通常はペイント線や印)を確認し、以下の問題がないか確認します。

    • マークがまだはっきりと見えるかどうか。

    • 締付けマーキングがずれていたり破損していないか。これにより、ボルトが締まっている状態なのかが一目で認識できます。

メンテナンス中に何かありましたら、担当者までお問い合わせください。

清掃

セル動作中は清掃作業を行わないでください。

詳細な操作手順は以下の通りです。

  • 準備作業:防塵手袋を着用し、キャリブレーションボールの表面に直接触れないようにします。指紋や油汚れ、その他の汚染物質が残らないように注意します。

  • 初期清掃:手動式エアブロワーを使用して、キャリブレーションボールの表面のほこりや微粒子、その他の浮遊した汚れを軽く吹き飛ばします。

  • 無塵白布での拭き取り:無塵白布を使用して、キャリブレーションボールの表面を軽く拭き取ります。布にほこりが付いていないことを確認し、摩擦による傷が付かないようにします。

  • 再度ブロワーの使用:再度手動式エアブロワーを使用して、拭き取ったキャリブレーションボールの表面を清掃し、微細なほこりや拭き取り後の繊維が残らないようにします。

  • 最終確認:キャリブレーションボールの表面を確認し、完全に清潔であること、汚れやほこり、傷がないことを確認します。

修理

キャリブレーションボールの位置が変更された場合

キャリブレーションボールの緩みや位置のずれを確認する際、システム誤差監視機能を使用して初期判断を行えます。

緩みやずれが発見された場合は、キャリブレーションボールを固定し、一時的にキャリブレーションボールの補正機能を無効にします(以下の操作を完了後に再度有効にします)。すべての位置にあるワークを試しに把持します。

  • 正確に把持できる場合:キャリブレーションボールの情報を再取得するだけで問題ありません。

  • 正確に把持できない場合:把持が正確に行えるように再調整を行い、その後キャリブレーションボールの情報を再取得します。

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