エラーコード一覧

現在ご覧いただいているのは最新版の内容です(V2.1.0)。異なるバージョンを参照する場合は、画面右上のボタンから切り替えが可能です。

■ ご利用中のバージョンが分からない場合はお気軽にサポート窓口までご連絡ください。

ロボットで標準インターフェースプログラムを実行しているときに、発生するエラーの一覧です。

ロボット内部エラー

  • MM:Robot_Internal_Error

  • MM:Robot_Internal_ErrorX(Xは1、2、3などの番号)

説明

ロボットプログラムがシステム関数を呼び出そうとしたときにエラーが発生します。

X はエラーが報告された場所の番号です。この値をテクニカルサポートに提供することで問題の原因を特定できます。

トラブルシューティング

FANUCロボットのプログラミングマニュアルを参照してエラーを確認するか、FANUCのテクニカルサポートに連絡してサポートを受けてください。

異常な通信接続

MM:Robot_Socket_Closed

説明

ロボットとビジョンシステムは、Socketを通じてTCPプロトコルによる通信を実現しています。Socketは、オープン、接続、送信、受信、クローズなどの処理を試みる際に、上記のエラーが発生する可能性があります。

トラブルシューティング

コマンドパラメータエラー

  • MM:Robot_Argument_Error

  • MM:Robot_Argument_ErrorX(Xは1、2または3)

説明

標準インターフェースコマンドのパラメータ値が正しく設定されていません。

トラブルシューティング

標準インターフェースコマンド を参照し、コマンドの要件に従って正しいパラメータを設定してください。

コマンドコードエラー

MM:Robot_CMD_Error

説明

以下の2つの場合でエラーが発生します。

  • ロボットのフォアグラウンドプログラムが送信した標準インターフェースコマンドコードが存在しません。

  • ロボットのバックグラウンドプログラムが受信した標準インターフェースコマンドコードが、ビジョンシステムから送信されたコマンドコードと一致しません。

トラブルシューティング

  • 標準インターフェースコマンドの呼び出し順序が正しいことを確認してください。

  • サポートが必要な場合、Mech-Mind株式会社にお問い合わせください。

ステータスコード異常

MM:IPC error, status code:XXXX(XXXXは1001、2001、3001などの4桁の番号)

説明

ロボットプログラムが標準インターフェースコマンドを呼び出した後、コマンドがエラーコードを返しました。

XXXX は、ビジョンシステムから返されるエラーステータスコード番号です。

トラブルシューティング

コントローラの再起動

MM:Restart Robot

説明

MM_INIT_SKT コマンドの最初のパラメータ値を設定する際、未定義のロボットポート番号(1~8)を初めて使用する場合は、ロボットコントローラを再起動する必要があります。再起動後に、該当ポートでの通信が有効になります。

通信パラメータの変更

MM:Client Argument Changed

説明

ロボットプログラムが再度 MM_INIT_SKT コマンドを呼び出し、そのコマンド内のいずれかのパラメータ値が変更された場合、このメッセージが表示されます。ただし、この通知はプログラムの動作には影響を与えません。

TCP位置姿勢の取得エラー

MM:Get_Pose_Empty

説明

ツール位置姿勢のXYZ座標値が[0,0,0]の場合、上記のエラーが発生します。

トラブルシューティング

  • プログラム内の各ツール位置姿勢のXYZ座標値に[0,0,0]が含まれていないことを確認してください。

  • サポートが必要な場合、Mech-Mind株式会社にお問い合わせください。

関節角度の取得エラー

MM:Get_Jps_Empty

説明

関節角度データが[0,0,0,0,0,0]の場合、上記のエラーが発生します。

トラブルシューティング

  • プログラム内で各関節角度データが[0,0,0,0,0,0]の状態にならないことを確認してください。

  • サポートが必要な場合、Mech-Mind株式会社にお問い合わせください。

Mech-Mindは、お客様のプライバシーを重視しています

このサイトでは最高の体験を提供するために Cookie を使用しています。サイトの閲覧を続ける場合、Cookie の使用に同意したことになります。「拒否する」を選択すると、このサイトを訪れた際に追跡や記憶が行われないように単独の Cookie が使用されます。