ディープラーニングモデルパッケージを推論
Mech-Vision 1.7.2バージョン以降、「ディープラーニングモデルパッケージを推論(CPU)」と「ディープラーニングモデルパッケージを推論(Mech-DLK2.2.0+)」ステップは、「ディープラーニングモデルパッケージを推論」に統合されます。「ディープラーニングモデルパッケージを推論」ステップは、Mech-DLKによってエクスポートされた2種類のディープラーニングモデルファイル(拡張子が.dlkpackCと.dlkpack)をサポートします。 Mech-Vision 1.7.2バージョンで過去バージョンのプロジェクトを開くと、「ディープラーニングモデルパッケージを推論(CPU)」と「ディープラーニングモデルパッケージを推論(Mech-DLK 2.2.0+)」ステップは自動的に「ディープラーニングモデルパッケージを推論」に置き換わります。 |
機能
このステップはMech-DLKによってエクスポートされた単体モデルまたは直列モデルに対して推論を行い、推論結果を出力することができます。
現在このステップでは、画像分類、対象物検出、欠陥セグメンテーション、インスタンスセグメンテーション、テキスト検出、テキスト認識、教師なしセグメンテーションの7種類のモデルパッケージの推論を実行できます。
このステップは、Mech-DLK 2.2.0以降バージョンによってエクスポートされたモデルパッケージのみ対応しています。 |
Mech-DLK 2.4.1以降、モデルパッケージには、単体モデルと直列モデルの2種類があります。
このステップが直列モデルの推論を行う場合、直列モデルの推論結果は ディープラーニング結果を解析 ステップで解析することができます。 |
使用シーン
このステップは通常、画像分類、対象物検出、欠陥セグメンテーションなどのシーンに使用されます。このステップの互換性については、 ディープラーニングステップの互換性に関する説明 をご参照ください。
システム要件
このステップを使用する場合、以下のシステム要件を満たす必要があります。
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CPU:AVX2命令セットをサポートし、以下のいずれかの条件を満たす必要があります:
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ディスクリートGPU非搭載の場合:Intel i5-12400以上。
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ディスクリートGPU搭載の場合:Intel i7-6700以上、GeForce GTX 1660以上(GPU)。
Intel CPUで十分にテストされており、AMD CPUではまだテストされていません。Intel CPUの使用をお勧めします。
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GPU:GeForce GTX 1660以上(ディスクリートGPU搭載の場合)。