一般的なステップパラメータ
「ステップパラメータ」のタブにある 実行フラグ グループには、いくつか調整可能な一般的なステップパラメータが含まれています。これらのパラメータを変更すると、ステップの実行結果が影響を受け、それによってプロジェクト全体の実行結果が変わります。
以下は、一般的なステップパラメータについての説明です。
可視化出力
このパラメータは、 ステップの可視化出力結果を表示 するかどうかを選択するために使用されます。
プロジェクトツールバーの右側にある デバッグ結果出力 をオンにし、次に 可視化出力 にチェックを入れると、ステップを実行する際に右上のデバッグ結果出力ウィンドウでステップの可視化出力結果を確認できます(下図に示す)。そして、その結果に基づいてステップの実行状況を確認し、ステップパラメータを調整して理想的な実行状況にすることができます。
可視化出力 パラメータは、ステップ上の アイコンと同じ機能を持っています。 可視化出力 パラメータは、「目」のアイコン と連動できます。このパラメータにチェックを入れると「目」アイコン がオンになり、逆にこのパラメータのチェックを外すと「目」のアイコン がオフにります。言い換えれば、これらの設定は同じ効果を持ち、一方を変更すると他方も変更される関連性があることを示しています。 |
テキスト化出力
このパラメータは、ステップの実行が終了した後に テキスト情報を表示 するかどうかを選択するために使用されます。
このパラメータにチェックを入れると、ステップの実行が完了した後に関連するテキスト情報が表示されます(下図に示す)。このテキスト情報をもとに、ステップの実行状況を確認し、ステップパラメータを調整して理想的な実行状況にすることができます。
入力の再利用
このパラメータは、 2つの入力ポートのリスト要素の数を一致させる かどうかを選択するために使用されます。
このパラメータは通常、 位置姿勢2 グループ内のステップに適用されます。たとえば、ステップの最初の入力ポートには1つの位置姿勢が入力され、2番目の入力ポートには3つの位置姿勢が入力された場合、 入力の再利用 にチェックを入れると、最初の入力ポートに既存の位置姿勢が2つコピーされます。これにより、2つの入力ポートの位置姿勢の数が一致します。
出力がない場合に実行を続ける
このパラメータは、プロジェクト内のあるステップが出力を生成しない場合、プロジェクトの実行が続行されるかどうか を選択するために使用されます。
このパラメータにチェックを入れると、特定のステップが出力を生成しない場合でも、プロジェクトの実行が続行されます。
必要なファイルを再読み込み
このパラメータは、 プロジェクトを実行するたびに関連するファイルを再読み込みする かどうかを選択するために使用されます。
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このパラメータにチェックを入れない場合、ステップで読み込まれたファイルが更新された場合(ファイル名が変わらない場合)、ファイルの更新内容はステップの実行結果に 反映されません 。
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このパラメータにチェックを入れた場合、ステップで読み込まれたファイルが更新された場合(ファイル名が変わらない場合)、ファイルの更新内容がステップの実行結果に 反映されます 。
例えば、 Pythonを使用して結果を計算 ステップで、スクリプトファイルの内容が更新され、かつ 必要なファイルを再読み込み にチェックが入っている場合、このステップを再実行すると、更新されたスクリプトファイルが読み込まれます。
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