TCP ASCIIによる外部機器とMech-MSRとの通信実装

TCP ASCII通信フロー

TCP ASCII通信は、下図のようなフローで行います。

tcp workflow
  • 上図では、コマンド名とパラメータの間に英語のカンマ(デフォルト値)が使用されています。実際のプロジェクトでは、他の区切り文字を使用する必要がある場合は、通信設定 画面で 文字列の区切り文字 を設定してください。

  • returnコマンド を除き、3D測定システムは他のコマンドを通じて測定結果を取得することもサポートしています。詳細については、TCP ASCIIコマンド説明 をご参照ください。

TCP ASCII通信フローの詳細な説明は以下の通りです。

  1. TCPクライアント(外部機器、例えばPLC)と3D測定システム(Mech-MSR)でTCP接続を確立します。

  2. TCPクライアントが triggerコマンド を送信し、プロジェクトの実行をトリガーします。

  3. Mech-MSRがコマンドステータスコードを返します。例えば、プロジェクトの実行が正常にトリガーされた場合、Mech-MSRは 0 を返します。

  4. TCPクライアントが returnコマンド を送信し、測定結果を取得します。Mech-MSRはコマンドを受信すると、10秒間のカウントダウンを開始します。

  5. Mech-MSRが結果を返します。例えば、プロジェクトが正常に実行された場合、Mech-MSRは測定結果を返します。10秒内にプロジェクトの実行が終了しなかった場合、Mech-MSRはエラーコード -3 を返します。


TCP ASCIIがサポートするコマンドと返される結果の詳細な説明については、TCP ASCIIコマンド説明 をお読みください。

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