検出

現在ご覧いただいているのは最新版の内容です(V2.1.1)。異なるバージョンを参照する場合は、画面右上のボタンから切り替えが可能です。

■ ご利用中のバージョンが分からない場合や、サポートが必要な場合はお気軽にサポート窓口までご連絡ください。

処理によってデータ範囲を絞り込みました。これからデータを使用して表面凹みを検出します。

検出の流れ

ワーク表面の欠陥を検出するために、まず 基準面をフィット してから 欠陥を検出 します。

inspect 0

基準面をフィット

ブレーキパッド表面の凹みは、そのデータの Z 座標値が周辺平面より低いです。平面度を測定 ステップを実行して抽出したサーフェスデータを基準平面にフィッティングし、基準平面に対する点の高さを測定して低い点を検出します。

以下のようにステップのパラメータを設定します。

inspect 1
より詳しいパラメータ説明については、パラメータ説明 をお読みください。

ステップを実行すると、フィットした基準平面が出力されます。

inspect 2

欠陥検出

基準平面をフィッティングした後、ブロブ解析 を実行して凹みを検出します。

以下のようにこのステップのパラメータを設定します。

  1. 「基準となるタイプ」のクリックメニューから 基準平面 を選択します。すると、ステップには基準平面の入力ポートが追加され、フィットした基準平面を入力します。

  2. 「しきい値設定」の 高さのしきい値-0.100 に、判定方法しきい値より小さい に設定します。これにより、基準平面の Z 値より低い点を迅速に検出できます。

  3. 「面積フィルターを使用」設定では、最大面積最小面積 を指定して凹みの面積を制限します。サンプルプロジェクトでは、この 2つのパラメータがそれぞれ 50.00000.5000 に設定されています。

  4. ブロブ検索モード最外層のみ検索 に設定します。するとネストされた凹みの検出を回避し、最外層の凹みだけを検出します。

  5. 出力欄 で実際のニーズに応じて項目を選択します。サンプルプロジェクトでは、ブロブの数 にチェックが入っています。

より詳しいパラメータ説明については、パラメータ説明 をお読みください。

ステップを実行した後、パラメータ設定値に従って測定の結果を出力します。結果出力 パネルでステップの実行結果をリアルタイムに確認できます。


続いて、各測定項目に合格範囲を設定し、検査結果を取得します。

この情報は役に立ちましたか?

ご意見・ご要望がございましたら、以下よりお寄せください:

Mech-Mindは、お客様のプライバシーを重視しています

このサイトでは最高の体験を提供するために Cookie を使用しています。サイトの閲覧を続ける場合、Cookie の使用に同意したことになります。「拒否する」を選択すると、このサイトを訪れた際に追跡や記憶が行われないように単独の Cookie が使用されます。