Siemens S7通信設定
以下では、Siemens S7の通信設定について説明します。
設定手順

Siemens S7通信設定を行うには、以下の手順を実行します。
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ツールバーで 通信設定 をクリックします。
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Siemens S7 Client通信プロトコルの左側にある ▶ をクリックして関連設定を表示します。
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スロット番号 を設定します。スロット番号とSiemens S7シリーズ機種の対応関係は以下の通りです。
Siemens S7シリーズ機種 スロット番号 S7-300
2
S7-1200
0または1
S7-1500
0または1
その他
0
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DBブロック番号 を設定します。
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PLC IPアドレス を設定します。PLCのIPアドレスは、IPCのIPアドレスと同じネットワークセグメント内にある必要があります。
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DBフォルダを開く をクリックすると、開いたフォルダ内でDBファイル(
MM MSR Interface.db
)を取得できます。PLCに文字列データを送信する場合は、文字列データの送信を許可 にチェックを入れてください。文字列の長さは最大126文字までとなります。この場合、PLC側で MM MSR Interface Supporting String.db
ファイルを使用し、文字列データの保存および送信をサポートする必要があります。 -
通信サービスを起動 します。
次回ソフトウェアを起動した際にSiemens S7 Client通信サービスを自動で有効化する場合は、サービスを自動的に起動 にチェックを入れます。
Siemens S7 ClientプロトコルとAdapterプロトコルの両方で サービスを自動的に起動 オプションを同時に有効化することはできません。 |
共通パラメータ
returnコマンドの実行タイムアウト
外部デバイスからreturnコマンドを受信してから、有効な応答を受信するか、タイムアウトエラーが発生するまでに許容される最大待機時間を指定します。初期値は10秒です。
Mech-MSRソフトウェアで通信設定を完了した後、通信フローを確認するには、Siemens S7 Client をご参照ください。