プロファイル測定器のI/O端子設定
コントローラ I/O端子
汎用デジタル入力(DI)および汎用デジタル出力(DO)端子は、プロファイル測定器のコントローラと外部機器が連携するためのインターフェースです。
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汎用 DI端子:6つ(IN1~IN6)あり、外部機器の信号を受信します。設定後、DI端子が受信した信号をMech-MSRプロジェクト実行のトリガーとして使用できます。
入力信号端子:1~6が汎用 DI端子 |
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汎用 DO端子:8つ(OUT1~OUT8)あり、外部機器へ信号を送信します。設定後、Mech-MSRのプロジェクトの品質判定結果をプロファイル測定器のDO端子に送信できます。
出力信号端子:21~28が汎用 DO端子 |
I/O端子設定
Mech-MSRソフトウェアで設定を行う前に、関連するI/O端子が正しく配線されていることを確認してください。 |
Mech-MSRのメニューから
をクリックし、設定ウィンドウを開きます。入力設定
入力(I)タブで デジタル入力信号設定を有効化 をオンにし、外部機器の信号でプロジェクトを制御できるように設定します。

設定手順は以下の通りです。
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プロファイル測定器を選択します。
ドロップダウンリストには、現在のソリューションで使用可能な測定器が表示されます。
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デジタル入力信号を設定します。
DI端子名の右側で、プロジェクトを選択します。
単一のプロジェクトには、1つのデジタル入力信号のみを設定することができ、複数のデジタル入力信号を同時に関連付けることはできません。 -
保存 をクリックして設定を完了します。外部機器がプロファイル測定器のDI端子へ送信した信号が、指定したプロジェクトの実行をトリガーします。
設定を無効にする場合は、デジタル入力信号設定を有効化 をオフにし、保存 をクリックしてください。
デジタル入力信号設定を有効にする前に、Mech-MSRソフトウェアがWindowsファイアウォールによってブロックされていないことを確認してください。ブロックされている場合、設定は有効になりません。 Mech-MSRをWindowsファイアウォールで許可する方法
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出力設定
出力(O)タブで、デジタル出力信号設定を有効化 をオンにし、デジタル出力信号を設定して、プロジェクトの品質判定結果をDO端子へ出力します。

設定手順は以下の通りです。
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プロファイル測定器を選択します。
ドロップダウンリストには、現在のソリューションで使用可能な測定器が表示されます。
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デジタル出力信号を設定します。
DO端子名の右側で 設定 をクリックし、出力信号の設定を行います。
パラメータ 説明 プロジェクトを選択
どのプロジェクトの品質判定結果を出力するかを決定します。
信号出力条件
Mech-MSRソフトウェアがプロジェクトの判定結果に基づいて高電位信号を出力する条件を決定します。判定結果がNGの場合 または 判定結果がOKの場合 を選択できます。
信号継続時間
ソフトウェアが対応するDO端子に信号を出力した後、DO端子の信号が低電位から高電位に変わり、指定された時間高電位が維持されます。このパラメータは高電位の継続時間を決定します。初期値は500msです。
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保存 をクリックして設定を完了します。プロジェクトの品質判定結果が条件を満たすと、対応するDO端子に送信される信号は指定された時間だけ続きます。
設定を無効にする場合は、デジタル出力信号設定を有効化 をオフにし、保存 をクリックしてください。