偏差表示ツール
使用前提
サーフェス偏差を測定 ステップを使用する場合、偏差結果を確認および統計するために偏差表示ツールを使用する必要があります。
パラメータ設定エリアで、偏差計算結果 の下にある ツールを開く をクリックすると、ツール画面が表示されます。
ツールを開く前に、サーフェス偏差を測定 のステップパラメータでモデルファイルとモデル位置姿勢JSONファイルのパスを指定してください。指定しない場合、サーフェスデータとモデル間の偏差を計算できません。 |
使用手順
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ツール画面の左上にある フォルダリスト で、現在のデフォルトフォルダの名前を変更するか、+ 新規作成 をクリックして新しいフォルダを作成し、設定データや計算結果を保存します。
フォルダを選択した後、右クリックメニューから 名前の変更 や 削除 の操作が可能です。 -
ツールバーで 円形ROIツール の
アイコンをクリックします。描画エリアでマウス左ボタンを押しながら十字カーソルをドラッグして円形ROIを描画し、左ボタンを離して描画を完了します。複数のROIを描画することも可能です。
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円形ROIを調整します。円形ROIのサイズと位置を調整するには、以下のいずれかの方法を使用します。
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ツールバーで 選択ツール の
アイコンをクリックします。調整するROIをクリックすると、ROIの境界にアンカーポイントが表示されます。
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マウスの左ボタンを長押ししながら任意の方向にROIをドラッグすると、
が
に変わります。左ボタンを離して移動を完了します。
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アンカーポイントにカーソルを合わせ、カーソルが
に変わったら、マウス左ボタンを押しながらアンカーポイントをドラッグしてROIのサイズを調整します。左ボタンを離して編集を完了します。
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ツール画面右側のパラメータエリアで、ROI設定 パラメータを調整することで、円形ROIのサイズと位置を正確に設定できます。
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偏差の平均値を確認します。各ROIを描画するごとに、ROI内の偏差平均値がROIの下に表示されます。
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描画と調整が完了したら、ツール画面右下の 保存 をクリックして、関連データを保存します。
保存後、ツールを閉じます。その後、サーフェス偏差を測定 ステップをクリックして選択し、パラメータ設定エリアの 偏差計算結果 から保存したデータフォルダを選択します。ステップを実行すると、特徴点 と 偏差 の結果を取得できます。