データビューア
Mech-MSRでは、データビューアを使用して可視化データを確認し、特徴領域を調整できます。
データビューアは、プロジェクト編集エリアの デバッグ結果出力 を有効にした後にのみ使用できます。 |
データビューアの画面は下図のようになります。以下では、機能の使用方法を説明します。

表示モードの切り替え(①)
以下のアイコンを使用して表示モードを切り替えます。
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をクリックして 2D画像モード に切り替え、2Dビューでデータを確認します。使用可能な2D画像が存在する場合にのみ切り替え可能です。
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をクリックして 透視モード に切り替え、3Dビューでデータを確認します。
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をクリックして サーフェスモード に切り替え、XOY平面でデータを確認します。
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をクリックして プロファイルモード に切り替え、XOZ平面でデータを確認します。通常、プロファイル処理操作に使用されます。
点群モードの切り替え(②)
以下のアイコンを使用して点群モードを切り替えます。
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をクリックして モノクロ点群 に切り替えます。
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をクリックして カラー点群 に切り替えます。
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をクリックして グレースケール点群 に切り替えます。
ダウンサンプリング設定(④)
画像サイズが大きい場合、ソフトウェアのデータ可視化処理に時間がかかることがあります。デバッグ結果出力 を有効にすると、遅延が発生することもあります。ダウンサンプリング設定を使用して、画像解像度を下げることでデータ量を減少させ、可視化処理の効率を向上させることができます。
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自動ダウンサンプリング:画像サイズに基づいて最適なダウンサンプリング比率を自動的に選択し、可視化処理効率と画像の詳細をバランスさせます。
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ダウンサンプリングしない:元の画像解像度を保持し、ダウンサンプリングを行いません。
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固定比率:画像の幅と高さをそれぞれ1/2、1/4、1/6、1/8、1/10、1/12、1/14、または1/16に縮小します。より小さな比率(例えば1/16)を選択すると、可視化処理速度が速くなりますが、画像の詳細が失われます。
ダウンサンプリング設定は表示にのみ影響し、ステップの計算結果には影響を与えません。 |
高い可視化要件が求められるは、より高性能なIPCを使用して デバッグ結果出力 を有効にした際のソフトウェアの遅延問題を解決できます。 Mech-MindのIPCは、Mech-Mindソフトウェアが必要とする標準的な実行環境を提供し、ソフトウェアの機能と性能を最適化できます。より良い使用体験を得るために、実際のプロジェクトのニーズに応じて適切なIPCを選択してください。
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視点調整(⑤)
以下のボタンまたはショートカットを使用して視点(ビュー)を調整します。
調整 | 操作説明 |
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視点を回転 |
マウスの左ボタンを長押しし、任意の方向にドラッグします。 |
視点を並進 |
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拡大・縮小 |
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自動調整 |
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現在の座標系 のビューの方向を表示します。いずれかの軸ラベル(X、Y、Z、-X、-Y、-Z)をクリックすると、その視点をこの軸に合わせます。
特徴領域設定(⑥)
特徴領域は、アルゴリズムで処理する領域を限定するために使用されます。データビューア内で特徴領域の位置とサイズを大まかに、直感的に調整できます。
詳細については、データビューアで特徴領域を調整する方法 をご参照ください。