プロファイルを直線にフィット
使用フロー
このステップの使用フローは以下の通りです。

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入力データを選択します。プロジェクト編集エリアで対応するステップのポートを接続するか、パラメータ設定エリアの 入力欄 で対応する入力データを選択します。
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特徴領域モード を選択します。
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選択した特徴領域モードに応じて、関連するパラメータを設定します。
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出力欄 で 出力項目 にチェックを入れ、出力項目の左側にある ▶ をクリックして展開します。その後、合格範囲の 最小値 と 最大値 を入力します。
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ステップを実行し、実行結果を確認 します。
パラメータ説明
パラメータ | 説明 | ||
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特徴領域モード |
このパラメータは、直線フィッティング領域と測定領域の範囲を選択するために使用されます。
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フィッティング方法 |
直線をフィッティングする方法を選択します。
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外れ値の割合 |
フィッティング処理中に除去する外れ値の割合を設定し、フィッティング精度を向上させるために使用されます。初期値は30%です。 |
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フィッティング結果の評価をパーセンテージで示す指標 |
このパラメータは、データ点のフィットした直線への誤差を評価する際、誤差が最小の上位何パーセントの点を考慮するかを設定するために使用されます。初期値は50%です。 出力欄 で フィッティング評価パーセンテージの誤差 の出力項目にチェックを入れると、この設定した割合に対応するパーセンタイルの誤差値、すなわち「フィッティング結果の評価をパーセンテージで示す指標」範囲内の点の最大誤差値が出力されます。
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出力説明
出力項目にチェックを入れると、ステップに対応する出力ポートが追加されます。ステップ実行後に対応するデータが出力されます。実際の測定ニーズに応じて、適切な出力項目を選択できます。
出力項目が展開可能な場合(左側に ▶ が表示される)、チェックを入れた後、展開して 最小値 と 最大値 を設定してその項目の合格範囲を決定する必要があります。出力値が合格範囲内であれば、その測定項目は合格(OK)と見なされ、範囲外であれば不合格(NG)と見なされます。 |
出力項目 | 説明 |
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標準偏差 |
点からフィットした直線までの距離の標準偏差。 |
最小誤差 |
点からフィットした直線までの最小距離。 |
最大誤差 |
点からフィットした直線までの最大距離。 |
フィッティング評価パーセンテージの誤差 |
「フィッティング結果の評価をパーセンテージで示す指標」範囲内の点の中で、フィットした直線への最大誤差。 |
オフセット |
フィットした直線とZ軸の交点座標のZ値。 |
フィットした直線とX軸との角度 |
得られたフィットした線とX軸との角度。 |
最小誤差点X |
誤差が最小の点のX値。 |
最小誤差点Z |
誤差が最小の点のZ値。 |
最大誤差点X |
誤差が最大の点のX値。 |
最大誤差点Z |
誤差が最大の点のZ値。 |
算術平均値 |
直線フィッティングに使用した点からフィットした直線までの距離の平均値。 |
誤差範囲 |
点からフィットした直線までの誤差範囲。 |
フィットした直線 |
得られたフィットした直線。 |
トラブルシューティング
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CV-W5601
エラー:「外れ値の割合」パラメータが正しく設定されていません。
考えられる原因:「外れ値の割合」のパラメータ値が0~100%の範囲内にありません。
解決策:「外れ値の割合」を再調整し、0~100%の範囲内で設定してください。