特徴領域

特徴領域は、ステップ実行時に処理する範囲を限定するために使用されます。

特徴領域を設定

いくつかのステップでは特徴領域を直接調整できますが、他のステップでは、まず 特徴領域を使用 パラメータにチェックを入れてから、特徴領域を調整する必要があります。

特徴領域を設定するには、以下のいずれかの方法を使用します。

データ表示エリアで特徴領域を調整

この方法は、特徴領域を大まかに調整するために使用されます。

  • 特徴領域の位置を調整

    1. Ctrlキーを長押しして特徴領域をアクティブにすると、特徴領域の各辺に緑色の四角が表示されます。

    2. 移動させたい特徴領域のいずれかの平面上で左クリックを長押しすると、各辺に黄色の矢印が表示されます。

    3. マウスを任意の方向に移動させると、特徴領域が移動します。左クリックを離すと調整が完了します。

move feature region

  • 特徴領域のサイズを調整

    1. Ctrlキーを長押しして特徴領域をアクティブにすると、特徴領域の各辺に緑色の四角が表示されます。

    2. 任意の緑色の四角で左クリックを長押しすると、その四角が黄色に変わります。

    3. マウスを任意の方向に移動させることで、特徴領域のサイズを変更できます。左クリックを離すと調整が完了します。

adjust feature region

パラメータ設定エリアで特徴領域パラメータを設定

この方法は、特徴領域を正確に調整するために使用されます。一部のステップでは、特徴領域を使用 にチェックを入れた後に設定できます。

feature region settings
  • 特徴領域

    • 特徴領域を追加:+ 領域を追加 をクリックすると、新しい特徴領域を追加できます。

      このボタンがグレーアウトしている場合、現在のステップでは新しい特徴領域の追加がサポートされていないか、特徴領域の数が上限に達していることを意味します。
    • 「領域1」を展開(例): ▶ をクリックして 領域1 を展開します。

      • 領域タイプ:特徴領域の形状を設定します。直方体、円柱、楕円柱、環状円柱を選択可能です。

      • 中心座標X/Y/Z:特徴領域の中心点の位置を設定します。

      • 幅/長さ/高さ:特徴領域の寸法を設定します。

      • 回転角度:特徴領域が初期位置にあるとき、空間座標系のZ軸を中心に逆時計回りに回転する角度です。

      • 内半径:環状円柱の内円半径です。領域タイプが「環状円柱」の場合のみ表示されます。

    • 特徴領域を削除:追加された 領域2(例) の右側にある削除アイコン delete icon をクリックすると、その領域を削除できます。削除アイコンがグレーアウトしている場合、その領域は削除できません。

    • 変換行列:特徴領域の並進および回転変換を表し、形式は[x,y,z,qw,qx,qy,qz]です。このパラメータはデータ表示専用であり、変更はできません。

      最初の3つの値は、特徴領域のX、Y、Z軸方向の並進を表します。例えば、[0.1,−0.2,0.5](単位:mm)は、X軸の正方向に0.1mm、Y軸の負方向に0.2mm、Z軸の正方向に0.5mm移動することを意味します。後の4つの値は、四元数の形式で特徴領域の回転を表します。例えば、[1, 0, 0, 0] は回転なしを意味します。

      変換行列 パラメータは、ステップの 位置合わせパラメータグループ の入力ポートにデータがある、かつステップ内で特徴領域を使用している場合に、ステップの実行後に表示されます。
特徴領域パラメータは、異なるステップで異なる場合がありますので、実際の画面表示に従って関連するパラメータを調整してください。

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