対象物

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以下では、ワークライブラリとワーク(対象物)の設定について説明します。

概要

ワークまたは対象物とは、ロボットハンドが作用する物体のことです。段ボール箱や金属部品、接着剤塗布または溶接を実行する部品などがあります。

回転対称

回転対称とは、ワークをある点を中心に回転させた場合に元の図形に完全に重なり合うことです。

経路点の目標点タイプ対象物位置姿勢の場合、ワークの対称性を設定することでロボットがワークを保持している際のロボットハンドの回転を減らし、経路計画の成功率が向上し、計画時間が短縮され、ロボットの動作がよりスムーズで迅速になります。

詳細については、回転対称をお読みください。

使用方法

ワークを作成する

ワークライブラリを使用する場合、Mech-Viz プロジェクトは同じソリューションに属しなければなりません。プロジェクトをソシューションに転換したい場合、プロジェクトとソリューションを参考にしてください。
  1. リソースの対象物の右のopen target object editor iconアイコンをクリックして「ワークライブラリ」ウィンドウを開きます。

  2. ワークライブラリの操作ガイド を参照し、新しいワークを作成し、把持位置姿勢を設定してください。

  3. ワークを作成して保存すると、ワーク名はリソースツリーの対象物の下に表示されます。複数の対象物を追加する場合、以上の手順を繰り返してください。

設定済みワークを編集する

設定されたワークの編集(追加や削除、把持位置姿勢の編集、対称性の設定など)は、いずれもワークライブラリで行います。3つの方法でワークライブラリを開きます。

  • ワーク名を右クリックしてワークライブラリをクリックします。

  • リソースの対象物の右のopen target object editor iconアイコンをクリックします。

  • リソースのワーク名をダブルクリックします。

ワークを削除する場合、ワークライブラリでそのワーク名を右クリックしてからワークを削除をクリックします。

ソリューションで把持するワークを指定する

Mech-Vision 側でワークを認識する Mech-Vision プロジェクトを開き、3D マッチングまたは 3D ワーク認識ステップで設定済みワークを選択します。

Mech-Viz 側で Mech-Viz プロジェクトを開き、ビジョン処理による移動または分類ステップ(使用している場合)で対応するビジョンサービスを選択します。

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