標準インターフェースコマンド

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合計6つの標準インターフェースのコンポーネントが用意されています。

ネットワーク接続(MM init)

このコンポーネントはネットワーク接続に使用され、プログラムの一番前に記述する必要があります。

接続するIPCのIPアドレスを設定 を参照して、IPCのIPアドレスを変更することができます。

tm interface commands1

キャリブレーション(MM calibration)

このコンポーネントはカメラのキャリブレーションに使用され、完全なキャリブレーション手順が含まれています。選択可能な設定はありません。

tm interface commands2

Mech-Visionを実行 (Run Vision)

このコンポーネントはMech-Visionプロジェクトを実行するために使用されます。

tm interface commands3

設定可能なパラメータ

  • config

    • g_mm_pose_type : ロボットの位置姿勢タイプで、値が1または2となります(1は関節角度、2はロボットハンドの位置姿勢)

    • g_mm_point_number : ビジョンポイントの数

    • g_mm_project_ID : Mech-Visionプロジェクト番号

  • Set_Recipe

    • g_mm_whether_set_recipe : レシピを切り替えるかどうか(trueはレシピを切り替える、falseはレシピを切り替えない)

    • g_mm_recipe_ID : レシピ番号

パラメータ変更

Set_Recipeのパラメータ変更を例としています。

コンポーネントの左上隅にある tm interface program icon4 をクリックして、下図のようにパラメータを変更します。

tm interface commands4
tm interface commands5
tm interface commands6
tm interface commands7

変更後、OK をクリックします。

Mech-Vizを実行 (Run Viz)

このコンポーネントはMech-Vizプロジェクトを実行するために使用されます。

tm interface commands8

設定可能なパラメータ

  • Config

    • g_mm_runviz_pose_type : ロボットの位置姿勢タイプは、値が1のみとなり、これは関節角度を示します

    • g_whether_after_161 : Mech-VisionおよびMech-Vizのソフトウェアバージョンが1.6.1以降であるかどうか、true は「はい」、false は「いいえ」を示します

  • Set_Branch

    • g_mm_whether_set_branch : 分岐を設定するかどうか(trueは分岐を設定する必要がある、falseは分岐を設定する必要がない)

    • g_mm_branch_task_ID : 分岐ステップ名

    • g_mm_branch_out_port : 分岐出口番号

  • Set_Index

    • g_mm_whether_set_index : インデックスを設定するかどうか(trueはインデックスを設定する必要がある、falseはインデックスを設定する必要がない)

    • g_mm_index_task_ID : インデックス関連のステップ名

    • g_mm_index_value : インデックス值

パラメータ変更

上記のパラメータ変更の例をご参照ください。

ビジョン結果を取得 (Receive Vision)

このコンポーネントはMech-Visionプロジェクトを実行した後、Mech-Visionの結果を取得するために使用されます。出口の判定条件はビジョン結果のステータスコードです。

tm interface commands9

このコンポーネントが実行された後、Mech-Visionからの結果は文字列配列(string[])の形式でg_mm_socket_recv_arrayというグローバル変数に保存され、ユーザーはこの変数のデータを処理することができます。

出口の対応するステータスコード:

  • NO_OBJECT_FOUND: 1002

  • EMPTY_ROI: 1003

  • INVALID_POSE_DATA: 1006

経路計画を取得 (Receive Viz)

このコンポーネントはMech-Vizプロジェクトを実行した後、Mech-Vizによって計画された経路を取得するために使用されます。

tm interface commands10

このコンポーネントが実行された後、Mech-Vizからの結果は文字列配列(string[])の形式でg_mm_socket_recv_arrayというグローバル変数に保存され、ユーザーはこの変数のデータを処理することができます。

すべての経路点は文字列配列(string[])の形式でg_mm_total_pointというグローバル変数に保存されます。最初の6つの要素が最初の経路点であり、7番目から12番目の要素が2番目の経路点で、以此類推して6つの要素ごとに経路点が増加します。

さらに、このコンポーネントは整数型(int)の変数g_mm_recv_viz_timeを提供しており、経路計画コンポーネントのトリガー回数を記録することができます。 この変数は0からカウントされ、経路計画コンポーネントを1回トリガーしたことを意味します。2回トリガーした場合は値が1になります。

注意事項

左側の機能バーからコンポーネントをドラッグ&ドロップする場合(initを除く)、左上隅にある icon4 をクリックして Advanced にチェックを入れる必要があります。sendrecv 変数を持つネットワークデバイスをinitで生成されたネットワークデバイスとして選択し、すべてのコンポーネントのネットワークデバイスを統一する必要があります。

tm interface commands11
tm interface commands12

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