ビジョン処理の記録の保存・使用

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ビジョン処理の記録を使用することで、Mech-Vision プロジェクトを実行せずに Mech-Viz プロジェクトを実行することができます。

ビジョン処理の記録を保存する

ビジョンサービスを使用してシミュレートし、またはロボット実機でプロジェクトを実行するとき、ビジョン処理の記録はプロジェクトフォルダに保存されます。 デフォルトでは、5 項目の記録を保存します。リソースの「ビジョン処理の記録」の右クリックメニューで「保存された記録の数」をクリックして設定することができます。

ビジョン処理の記録を使用してシミュレートする

以下の手順を実行します。

  1. Mech-Viz プロジェクトを開き、それにビジョン処理の記録があることを確認します。

    vision records with records
  2. Mech-Vision を終了します。

  3. シミュレートボタンの右のvision records simulate with recordsをクリックし、かつビジョン処理の記録を使用するを選択します。

  4. シミュレートボタンをクリックします。すると「使用するビジョン処理の記録を選択」が表示されます。

  5. ビジョンサービスとビジョン処理の記録を選択します。

    選択項目はハイライト表示され、また矢印も表示されて使用する記録の開始位置を示します。また、ビジョン処理の記録を使用するモードを変更またはビジョン処理の記録の位置姿勢を指定することができます。

    複数のビジョンサービスがある場合、シミュレートする時に使用するサービスは「ビジョン処理による認識」と「ビジョン処理による移動」ステップに指定された「ビジョンサービス名」によって決定されます。ビジョンサービスの記録の項目を選択してください。
  6. シミュレート開始をクリックし、選択した項目を使用してシミュレートします。

  7. 停止をクリックするとシミュレートを停止します。

ビジョン処理の記録を使用するモードを変更

必要に応じて使用するビジョン処理の記録を選択ウィンドウで呼び出しモードを変更することが可能です。

全部ループ

初期値です。選択した項目から全ての記録をループ使用します。

一個ループ

選択した項目だけをループ使用します。

順番に呼び出す

選択した項目から順番に後続の項目を呼び出します。各項目は一回だけ使用します。

ビジョン処理の記録の位置姿勢を指定

ビジョン処理の記録の位置姿勢を指定すると、シミュレート時にビジョン処理の記録の対応する位置姿勢だけを使用します。

操作手順は以下の通りです。

  1. 使用するビジョン処理の記録を選択ウィンドウでこのインデックスの位置姿勢だけを使用しますをチェックします。

  2. ビジョン処理の記録のドロップダウンリストに番号を選択します。

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