サンプルプログラム5:MM_S5_Viz_SetBranch

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プログラム概要

機能

ロボットはMech-Vizプロジェクトをトリガーして実行し、Mech-Vizの分岐出口を設定します。その後、計画された経路を取得し、把持および配置を実行します。

ファイル場所

Mech-VisionとMech-Vizソフトウェアのインストールディレクトリにある Communication Component/Robot_Interface/FANUC/sample/MM_S5_Viz_SetBranch

必要なプロジェクト

Mech-VisionとMech-Vizプロジェクト

Mech-Vizプロジェクトでは、事前に メッセージによる異なる分岐を設定 ステップを設定する必要があります。

使用前提

  1. 標準インターフェース通信設定 が完了しました。

  2. 自動キャリブレーション が完了しました。

このサンプルプログラムは参考用です。ユーザーは実際の状況に応じて、このプログラムを基に変更を加える必要があります。このプログラムをそのまま使用しないでください。

プログラム説明

以下はMM_S5_Viz_SetBranchサンプルプログラムのコードと関連する説明です。

このサンプルは、MM_S2_Viz_Basicサンプルに比べて、Mech-Vizの分岐出口設定機能(太字部分のコード)のみが追加されています。そのため、MM_S2_Viz_Basicサンプルと同じ部分のコードについては、以下で再度説明することはありません(詳細は MM_S2_Viz_Basicサンプルの説明 をご参照ください)。
   1:  !-------------------------------- ;
   2:  !FUNCTION: trigger Mech-Viz ;
   3:  !project then set branch and get ;
   4:  !planned path ;
   5:  !Mech-Mind, 2023-12-25 ;
   6:  !-------------------------------- ;
   7:   ;
   8:  !set current uframe NO. to 0 ;
   9:  UFRAME_NUM=0 ;
  10:  !set current tool NO. to 1 ;
  11:  UTOOL_NUM=1 ;
  12:  !move to robot home position ;
  13:J P[1] 100% FINE    ;
  14:  !initialize communication ;
  15:  !parameters(initialization is ;
  16:  !required only once) ;
  17:  CALL MM_INIT_SKT('8','127.0.0.1',50000,5) ;
  18:  !move to image-capturing position ;
  19:L P[2] 1000mm/sec FINE    ;
  20:  !trigger Mech-Viz project ;
  21:  CALL MM_START_VIZ(2,10) ;
  22:  !set branch, "MM_SET_BCH ;
  23:  !(Branch_Num,Exit_Num)" ;
  24:  CALL MM_SET_BCH(1,1) ;
  25:  !get planned path, 1st argument ;
  26:  !(1) means getting pose in JPs ;
  27:  CALL MM_GET_VIZ(1,51,52,53) ;
  28:  !check whether planned path has ;
  29:  !been got from Mech-Viz ;
  30:  !successfully ;
  31:  IF R[53]<>2100,JMP LBL[99] ;
  32:  !save waypoints of the planned ;
  33:  !path to local variables one ;
  34:  !by one ;
  35:  CALL MM_GET_JPS(1,60,70,80) ;
  36:  CALL MM_GET_JPS(2,61,71,81) ;
  37:  CALL MM_GET_JPS(3,62,72,82) ;
  38:  !follow the planned path to pick ;
  39:  !move to approach waypoint ;
  40:  !of picking ;
  41:J PR[60] 50% FINE    ;
  42:  !move to picking waypoint ;
  43:J PR[61] 10% FINE    ;
  44:  !add object grasping logic here, ;
  45:  !such as "DO[1]=ON" ;
  46:  PAUSE ;
  47:  !move to departure waypoint ;
  48:  !of picking ;
  49:J PR[62] 50% FINE    ;
  50:  !move to intermediate waypoint ;
  51:  !of placing ;
  52:J P[3] 50% CNT100    ;
  53:  !move to approach waypoint ;
  54:  !of placing ;
  55:L P[4] 1000mm/sec FINE Tool_Offset,PR[2]    ;
  56:  !move to placing waypoint ;
  57:L P[4] 300mm/sec FINE    ;
  58:  !add object releasing logic here, ;
  59:  !such as "DO[1]=OFF" ;
  60:  PAUSE ;
  61:  !move to departure waypoint ;
  62:  !of placing ;
  63:L P[4] 1000mm/sec FINE Tool_Offset,PR[2]    ;
  64:  !move back to robot home position ;
  65:J P[1] 100% FINE    ;
  66:  END ;
  67:   ;
  68:  LBL[99:vision error] ;
  69:  !add error handling logic here ;
  70:  !according to different ;
  71:  !error codes ;
  72:  !e.g.: status=2038 means no ;
  73:  !point cloud in ROI ;
  74:  PAUSE ;

上記のサンプルプログラムの処理流れは、下図の通りです。

sample5

下表はMech-Viz分岐出口設定のコードとその説明です。コマンド名のリンクをクリックすることで、その詳細な説明を確認できます。

処理流れ コートと説明

Mech-Vizの分岐ステップの出口を設定

  22:  !set branch, "MM_SET_BCH ;
  23:  !(Branch_Num,Exit_Num)" ;
  24:  CALL MM_SET_BCH(1,1) ;
  • MM_SET_BCH:Mech-Vizの分岐出口を設定するためのコマンド。

  • 最初の1:「メッセージによって異なる分岐を実行」のステップ番号。

  • 2番目の1:Mech-Vizプロジェクトが「メッセージによって異なる分岐を実行」の出口0から実行を続けます。このパラメータがNに設定されている場合、出口はN-1となります。

このコマンドは、Mech-Vizプロジェクトが番号1の「メッセージによって異なる分岐を実行」ステップで出口0から実行を続けることを意味します。

set branch

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