Adapterの概要

現在ご覧いただいているのは未リリースのバージョンです(V2.1.0)。異なるバージョンを参照する場合は、画面右上のボタンから切り替えが可能です。

■ ご利用中のバージョンが分からない場合はお気軽にサポート窓口までご連絡ください。

Adapterについて

AdapterはMech-VisionおよびMech-Vizソフトウェアの通信コンポーネントとして機能します。Basic APIインターフェースを介してMech-VisionおよびMech-VizとのgRPC通信を行います。また、外部機器との間では、TCP/IP Socket、HTTPおよびPLCプロトコル(三菱 PLC MCプロトコルなど)の様々な一般的な産業用通信方式を使用して通信を行います。

mech interface architecure

Adapterの機能

Adapterは次の機能に対応します。

  • 内部でMech-VisionおよびMech-Vizの制御を実現しています。

    タイプ 機能

    Mech-Vision関連

    Mech-Visionプロジェクトを実行してビジョン結果を取得

    Mech-Visionステップパラメータを設定

    Mech-Visionステップパラメータを読み取る

    Mech-Visionパラメータレシピを切り替る

    Mech-Viz関連

    Mech-Vizプロジェクトを起動

    Mech-Vizプロジェクトを停止

    Mech-Vizステップパラメータを設定

    Mech-Vizステップパラメータを読み取る

    ロボットハンドの番号を設定

    ロボットの動作速度を設定

    点群衝突検出のパラメータを設定

    Mech-Vizの実行ステータスを取得して返す

  • 外部で、ユーザーインターフェース、データベース、ファイルの読み書き、Webシステムとの通信などのビジョン以外の機能を実現しています。

    外部の機能を実現するためには、Pythonプログラミングを使用して開発する必要があります。

Adapterの開発

Mech-Visionは Adapterプロジェクトの生成ツール を提供しており、Adapterに初めて使用するユーザーが迅速にAdapterプロジェクトを生成し、Adapterプロジェクトを構築するのに役立ちます。dapterプロジェクトの生成ツールの使用方法については、Adapterプロジェクトの生成ツール をご参照ください。

ユーザーは生成されたAdapterを基にしてプロジェクトをカスタイズすることもできますし、ゼロからAdapterプロジェクトを作成することもできます。

Adapterプロジェクトの設定

Adapterプロジェクトを作成したら、以下の手順に従ってAdapterプロジェクトを設定できます。

  1. Mech-Visionのツールバーで ロボット通信設定 をクリックします。

  2. ロボット通信設定 の画面で以下の設定を行います。

    1. ロボットを選択し、 次へ をクリックします。

    2. インターフェイスサービスのタイプAdapter に設定します。

    3. Adapterプロジェクトのディレクトリ の下の adapter generator 20 をクリックします。ポップアップ表示されたファイルブラウザでAdapterプロジェクトを選択します。

    4. (オプション) ソリューションを開くとインターフェースサービスを自動的に起動 にチェックを入れることを推奨します。

    5. 適用 をクリックします。

    adapter generator 19
  3. Mech-Visionのメイン画面で、ツールバーのインターフェースサービスが起動されていることを確認します。

    adapter generator 21

これで、Adapterプロジェクトの設定が完了しました。

Adapterを簡単に理解したら、Adapterプロジェクトの生成ツール を参照して、最初のAdapterプロジェクトをすばやく生成できます。

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