サンプルプログラム4:MM_S4_Vis_ChangeModel

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プログラム概要

機能

ロボットはMech-Visionのパラメータレシピを切り替え、その後Mech-Visionプロジェクトをトリガーして実行します。ビジョン結果を取得し、その結果に基づいて把持および配置を実行します。

ファイル場所

Mech-VisionとMech-Vizソフトウェアのインストールディレクトリにある Communication Component/Robot_Interface/FANUC/sample/MM_S4_Vis_ChangeModel

必要なプロジェクト

Mech-Visionプロジェクト

Mech-Visionプロジェクトでは、事前に パラメータレシピを設定 する必要があります。

使用前提

  1. 標準インターフェース通信設定 が完了しました。

  2. 自動キャリブレーション が完了しました。

このサンプルプログラムは参考用です。ユーザーは実際の状況に応じて、このプログラムを基に変更を加える必要があります。このプログラムをそのまま使用しないでください。

プログラム説明

以下はMM_S4_Vis_ChangeModelサンプルプログラムのコードと関連する説明です。

このサンプルは、MM_S1_Vis_Basicサンプルに比べて、Mech-Visionのパラメータレシピを切り替える機能(太字部分のコード)のみが追加されています。そのため、MM_S1_Vis_Basicサンプルと同じ部分のコードについては、以下で再度説明することはありません(詳細は MM_S1_Vis_Basicサンプルの説明 をご参照ください)。
   1:  !-------------------------------- ;
   2:  !FUNCTION: trigger Mech-Vision ;
   3:  !project after switching recipe ;
   4:  !and get vision result ;
   5:  !Mech-Mind, 2023-12-25 ;
   6:  !-------------------------------- ;
   7:   ;
   8:  !set current uframe NO. to 0 ;
   9:  UFRAME_NUM=0 ;
  10:  !set current tool NO. to 1 ;
  11:  UTOOL_NUM=1 ;
  12:  !move to robot home position ;
  13:J P[1] 100% FINE    ;
  14:  !initialize communication ;
  15:  !parameters(initialization is ;
  16:  !required only once) ;
  17:  CALL MM_INIT_SKT('8','127.0.0.1',50000,5) ;
  18:  !move to image-capturing position ;
  19:L P[2] 1000mm/sec FINE    ;
  20:  !switch recipe of NO.1 ;
  21:  !Mech-Vision project, ;
  22:  !"MM_SET_MOD(Proj_num,Model_num)" ;
  23:  CALL MM_SET_MOD(1,1) ;
  24:  !trigger NO.1 Mech-Vision project ;
  25:  CALL MM_START_VIS(1,0,2,10) ;
  26:  !get vision result from NO.1 ;
  27:  !Mech-Vision project ;
  28:  CALL MM_GET_VIS(1,51,53) ;
  29:  !check whether vision result has ;
  30:  !been got from Mech-Vision ;
  31:  !successfully ;
  32:  IF R[53]<>1100,JMP LBL[99] ;
  33:  !save first vision point data to ;
  34:  !local variables ;
  35:  CALL MM_GET_POS(1,60,70,80) ;
  36:  !move to intermediate waypoint ;
  37:  !of picking ;
  38:J P[3] 50% CNT100    ;
  39:  !move to approach waypoint ;
  40:  !of picking ;
  41:L PR[60] 1000mm/sec FINE Tool_Offset,PR[1]    ;
  42:  !move to picking waypoint ;
  43:L PR[60] 300mm/sec FINE    ;
  44:  !add object grasping logic here, ;
  45:  !such as "DO[1]=ON" ;
  46:  PAUSE ;
  47:  !move to departure waypoint ;
  48:  !of picking ;
  49:L PR[60] 1000mm/sec FINE Tool_Offset,PR[1]    ;
  50:  !move to intermediate waypoint ;
  51:  !of placing ;
  52:J P[4] 50% CNT100    ;
  53:  !move to approach waypoint ;
  54:  !of placing ;
  55:L P[5] 1000mm/sec FINE Tool_Offset,PR[2]    ;
  56:  !move to placing waypoint ;
  57:L P[5] 300mm/sec FINE    ;
  58:  !add object releasing logic here, ;
  59:  !such as "DO[1]=OFF" ;
  60:  PAUSE ;
  61:  !move to departure waypoint ;
  62:  !of placing ;
  63:L P[5] 1000mm/sec FINE Tool_Offset,PR[2]    ;
  64:  !move back to robot home position ;
  65:J P[1] 100% FINE    ;
  66:  END ;
  67:   ;
  68:  LBL[99:vision error] ;
  69:  !add error handling logic here ;
  70:  !according to different ;
  71:  !error codes ;
  72:  !e.g.: status=1003 means no ;
  73:  !point cloud in ROI ;
  74:  !e.g.: status=1002 means no ;
  75:  !vision results ;
  76:  PAUSE ;

上記のサンプルプログラムの処理流れは、下図の通りです。

sample4

下表はMech-Visionのパラメータレシピを切り替えるコードとその説明です。コマンド名のリンクをクリックすることで、その詳細な説明を確認できます。

処理流れ コートと説明

Mech-Visionのパラメータレシピを切り替る

  20:  !switch recipe of NO.1 ;
  21:  !Mech-Vision project, ;
  22:  !"MM_SET_MOD(Proj_num,Model_num)" ;
  23:  CALL MM_SET_MOD(1,1) ;
  • MM_SET_MOD:Mech-Visionプロジェクトのパラメータレシピを切り替えるためのコマンド。

  • 最初の1:Mech-Visionプロジェクト番号。

  • 2番目の1:Mech-Visionプロジェクトで設定されたパラメータレシピの番号。

このコマンドは、Mech-Visionプロジェクト1のパラメータレシピを番号1のレシピに切り替えることを意味します。

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