サンプルプログラム

現在ご覧いただいているのは未リリースのバージョンです(V2.1.0)。異なるバージョンを参照する場合は、画面右上のボタンから切り替えが可能です。

■ ご利用中のバージョンが分からない場合はお気軽にサポート窓口までご連絡ください。

本章では、さまざまなシーンに適用可能なサンプルプログラムを紹介します。これにより、ユーザーはロボットプログラムを迅速に作成し、ビジョンシステムを活用した把持および配置を実現できます。各サンプルプログラムの主な機能は、カメラ撮影をトリガーしてワーク情報を取得し、その後、ロボットがワークを把持・配置することです。また、実際のシーンに応じて、サンプルプログラムをカスタマイズすることも可能です。

下表は16個のサンプルプログラムの簡単な説明です。ユーザーは、作成したMech-VisionまたはMech-Vizプロジェクトに基づき、適切なサンプルプログラムを選択し、変更を加えることができます。

サンプルプログラムを使用する前に、標準インターフェースとビジョンシステムの連携方法 を理解した上で、適切なサンプルを選択して活用することをお勧めします。
サンプルプログラム 説明

MM_S1_Vis_Basic

ロボットがMech-Visionプロジェクトをトリガーし、ビジョン結果を取得します。

MM_S2_Viz_Basic

ロボットがMech-Vizプロジェクトをトリガーし、計画された経路を取得します。

MM_S3_Vis_Path

ロボットがMech-Visionプロジェクトをトリガーし、計画された経路を取得します。

MM_S4_Vis_ChangeModel

MM_S1_Vis_Basicサンプルを基に、Mech-Visionパラメータレシピを切り替える機能を追加します。

MM_S5_Viz_SetBranch

MM_S2_Viz_Basicサンプルを基に、Mech-Viz分岐出口設定の機能を追加します。

MM_S6_Viz_ErrorHandle

MM_S2_Viz_Basicサンプルを基に、エラーコード処理機能を追加します。

MM_S7_Viz_SwitchTCP

MM_S2_Viz_Basicサンプルを基に、ロボットハンド番号に基づいてハンドを切り替える機能を追加します。

MM_S9_Viz_RunInAdvance

ロボットは把持時にMech-Vizプロジェクトをトリガーし、その後、分岐設定により配置時にカメラ撮影をトリガーします。これにより、次の経路を事前に計画し、サイクルタイムを短縮します。

MM_S11_Viz_Timer

ロボットがMech-Vizプロジェクトをトリガーし、計画された経路を取得します。また、通信確立から把持・配置までの時間を計算します。

MM_S12_Viz_ForLoop

MM_S2_Viz_Basicサンプルを基に、ループで計画された経路を保存する機能を追加します。

MM_S13_Vis_MoveInAdvance

Mech-Visionプロジェクトをトリガーした後、ロボットがカメラ撮影が完了した時点で移動でき、Mech-Visionプロジェクトの実行が終了するのを待機する必要はありません。このサンプルは、カメラがEIH方式で取り付けられている場合に適しています。

MM_S14_Vis_GetUserData

ロボットはビジョン結果と共に、Mech-Visionプロジェクトから出力されたカスタムデータを取得します。

MM_S15_Viz_GetDoList

ロボットがMech-Vizプロジェクトをトリガーし、計画された把持経路とDO信号を取得します。その後、把持点に移動してDO信号を設定します。通常、ロボットハンドが複数のブロック吸盤を使用するデパレタイジングシーンに適しています。

MM_S16_Viz_GetDirection

MM_S15_Viz_GetDoListを基に、ワーク群の向きに基づいて異なる配置方法を使用する機能を追加します。

MM_S17_Vis_ParseLabel

MM_S1_Vis_Basicサンプルを基に、ラベル解析機能を追加します。

MM_S18_Viz_GetUserData

ロボットがMech-Vizプロジェクトをトリガーし、「ビジョン処理による移動」の計画結果とカスタムデータを取得します。

Mech-Mindは、お客様のプライバシーを重視しています

このサイトでは最高の体験を提供するために Cookie を使用しています。サイトの閲覧を続ける場合、Cookie の使用に同意したことになります。「拒否する」を選択すると、このサイトを訪れた際に追跡や記憶が行われないように単独の Cookie が使用されます。