PROFINET

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Mech-MSRは外部機器とPROFINET通信を行うことができます。以下の内容を読む前に、Mech-MSRで 通信設定 を完了してください。

概要

Mech-MSRは PROFINETプロトコルを介してPLCと通信することが可能です。この通信方式では、Mech-MSRがサーバー(スレーブ)、PLC がクライアント(マスター)となります。PLCはリクエストを送信し、Mech-MSRを制御するとともに、データの読み込みや書き込みを行います。Mech-MSRはリクエストに対して受動的に応答し、測定結果や検査結果などの情報を提供します。

通信フロー

PROFINET通信は、下図のようなフローで行います。

各信号の意味については、入力・出力信号一覧 をご参照ください。
handshake-workflow

入力・出力信号一覧

入力(PLCからMech-MSRへ) 出力(Mech-MSRからPLCへ)

モジュール

名前

バイト数

モジュール

名前

バイト数

CONTROL_INPUT

有効化

1 バイト

CONTROL_OUTPUT

ハートビート

1 バイト

コマンドトリガー

コマンドトリガー ACK

データ読み取り完了

データ準備完了

出力データリセット

コマンド実行完了

予約語

予約語

予約語

予約語

予約語

予約語

予約語

エラー

予約語

3 バイト

全体判定結果

1 バイト

予約語

予約語

予約語

予約語

予約語

予約語

予約語

予約語

2 バイト

COMMAND

コマンドコード

2 バイト

STATUS_CODE

ステータスコード

2 バイト

COMMAND_PARAM

コマンドパラメータ1

2 バイト

RESERVED

予約語

2 バイト

コマンドパラメータ2

2 バイト

JUDGE

ID 1の判定結果

ID 2の判定結果

ID 3の判定結果

...

8 バイト

コマンドパラメータ3

2 バイト

コマンドパラメータ4

2 バイト

コマンドパラメータ5

2 バイト

コマンドパラメータ6

2 バイト

VALUE

ID 1の測定結果

ID 2の測定結果

ID 3の測定結果

...

256 バイト

(4 バイト × 64)

コマンドパラメータ7

2 バイト

コマンドパラメータ8

2 バイト

コマンドパラメータ9

2 バイト

コマンドパラメータ10

2 バイト

VAR_INPUT

変数1

4 バイト

変数2

4 バイト

変数3

4 バイト

変数4

4 バイト

変数5

4 バイト

変数6

4 バイト

変数7

4 バイト

変数8

4 バイト

変数9

4 バイト

変数10

4 バイト

入力(PLCからMech-MSRへ)

CONTROL_INPUT(入力制御)

アドレス データ 説明

0.0

有効化(ブール値)

「有効化」信号が1に設定されているときのみ、他の入力信号が有効とみなされます。

0.1

コマンドトリガー(ブール値)

コマンドトリガー信号が 0 から 1(立ち上がり)に変わるとき、Mech-MSR はコマンドコードとコマンドパラメータを読み取ります。Mech-MSR が コマンドトリガー ACK 信号を返すと、コマンドトリガー信号を 0 に設定できます。

0.2

データ読み取り完了(ブール値)

PLC がデータの読み取りを完了したら、この信号を 1 に設定します。PLC が データ準備完了 信号が0に変わった後、この信号を 0 に設定できます。

0.3

出力データリセット(ブール値)

この信号が1に設定されると、PLC が受信した判定結果と測定結果(出力)がクリアされます。この時、PLC は新しいコマンドを送信できます。関連するステータスコード信号もリセットされます。

0.4

予約語(ブール値)

予約されたフィールドとなります。

0.5

予約語(ブール値)

予約されたフィールドとなります。

0.6

予約語(ブール値)

予約されたフィールドとなります。

0.7

予約語(ブール値)

予約されたフィールドとなります。

1.0~3.7

予約語(バイト)

予約されたフィールドとなります。

COMMAND & COMMAND_PARAM(コマンドコードとコマンドパラメータ)

現在のプロトコルでサポートされているコマンドと対応するコマンドコード(COMMAND)、コマンドパラメータ(COMMAND_PARAM)、および説明は以下の表の通りです。

コマンド COMMAND COMMAND_PARAM 説明

execute

1

プロジェクト番号、1 回に1つのみ設定可能

プロジェクトの実行をトリガーし、そのプロジェクトの判定結果と測定結果を取得するために使用されます。

trigger

2

プロジェクト番号、1 回に 1〜4 個設定可能

プロジェクトの実行をトリガーするために使用されます。

return

3

プロジェクト番号、1 回に1つのみ設定可能

指定したプロジェクトの判定結果と測定結果を取得するために使用されます。

judge

4

指定したプロジェクトの全体判定結果または個別の測定項目の品質判定結果を取得するために使用されます。

value

5

主に指定されたプロジェクトの測定値を取得するために使用されます。

recipe

6

プロジェクト番号、パラメータレシピ番号

プロジェクトに使用するパラメータレシピを切り替えるために使用されます。

solution

7

ソリューションID

ソリューションを切り替えるために使用されます。

SetNumVar

8

グローバル変数番号、1 回に1つのみ設定可能

数値型のグローバル変数に値を設定するために使用され、変数値は VAR_INPUT を通じて入力されます。

GetNumVar

9

グローバル変数番号、1 回に1つのみ設定可能

数値型のグローバル変数の値を読み取るために使用され、読み取り結果は VALUE を通じて返されます。

VAR_INPUT(変数入力)

SetNumVar コマンドを実行する際、設定する値は VAR_INPUT に書き込まれます。

アドレス データ 説明

26.0~29.7

変数1(浮動小数点数)

数値型入力パラメータ1

30.0~33.7

変数2(浮動小数点数)

数値型入力パラメータ2

34.0~37.7

変数3(浮動小数点数)

数値型入力パラメータ3

38.0~41.7

変数4(浮動小数点数)

数値型入力パラメータ4

42.0~45.7

変数5(浮動小数点数)

数値型入力パラメータ5

46.0~49.7

変数6(浮動小数点数)

数値型入力パラメータ6

50.0~53.7

変数7(浮動小数点数)

数値型入力パラメータ7

54.0~57.7

変数8(浮動小数点数)

数値型入力パラメータ8

58.0~61.7

変数9(浮動小数点数)

数値型入力パラメータ9

62.0~65.7

変数10(浮動小数点数)

数値型入力パラメータ10

出力(Mech-MSR から PLC へ)

CONTROL_OUTPUT(出力制御)

アドレス データ 説明

0.0

ハートビート信号(ブール値)

システムのハートビート、1秒ごとに反転します。これにより、PLC と Mech-MSR 間の通信接続が正常か中断されているかを判定できます。

0.1

コマンドトリガー ACK(ブール値)

Mech-MSR が コマンドトリガー 信号の立ち上がりを受信すると、この信号が 1 に設定されます。コマンドトリガー信号の立ち下がり時に、この信号が 0 に設定されます。

0.2

データ準備完了(ブール値)

Mech-MSR が出力ポートにデータを書き込み、PLC が読み取るのを待ちます。データ読み取り完了 信号が 1 のとき、この信号は 0 に設定されます。

0.3

コマンド実行完了(ブール値)

コマンドの実行が完了すると、この信号が 1 に設定され、コマンドが処理されたことを示します。

0.4

予約語(ブール値)

予約されたフィールドとなります。

0.5

予約語(ブール値)

予約されたフィールドとなります。

0.6

予約語(ブール値)

予約されたフィールドとなります。

0.7

エラー(ブール値)

Mech-MSR が返すステータスコードが 1 以外の場合、エラーが発生したことを示し、この信号は 1 に設定されます。

1.0

全体判定結果(ブール値)

プロジェクトの総合判定結果で、1 は合格(OK)、0 は不合格(NG)となります。

1.1~1.7

予約語(ブール値)

予約されたフィールドとなります。

2.0~3.7

予約語(バイト)

予約されたフィールドとなります。

STATUS_CODE(ステータスコード)

Mech-MSR が返す可能性のあるステータスコードは以下の通りです。

  • 正常ステータスコード:1、コマンドが正常に実行されたことを示します。

  • エラーステータスコード:-1、-2、-3、-4、-5。詳細については、エラーコードの説明 をご参照ください。

JUDGE(判定結果)

出力管理 画面の「通信出力」タブに追加された測定項目の品質判定結果で、1 は合格(OK)、0 は不合格(NG)を示します。

単一のプロジェクトに対して、最大 64 個の判定結果を一度に出力することがサポートされています。

VALUE(測定結果)

VALUE モジュールは、以下のデータを返すことができます。

  • 出力管理 画面の「通信出力」タブに追加された測定項目の測定結果。

  • GetNumVar コマンドを実行する際、読み取られた数値型グローバル変数の値。

単一のプロジェクトに対して、最大 64 個の測定値を一度に出力することがサポートされています。

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