キャリブレーションの操作手順

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本節では、標準インターフェース通信を用いたKUKAロボットの自動キャリブレーションについて説明します。

開始する前に 標準インターフェースの通信設定 を参照してロボットプログラムの読み込みを完了しました。

キャリブレーションするためのプログラムを開く

ティーチペンダントの画面にmm_module.srcを選択した後、 選択 をクリックします。

calilbration process1

キャリブレーションの初期位置を設定

ティーチペンダントでロボットをキャリブレーションの初期位置に移動して、この位置を記録します。

  1. ロボットを手動でキャリブレーションの初期位置に移動します。

  2. ティーチペンダントでカーソルを11行目に移動したら、 行選択タッチアップ を順番にクリックします。

    calilbration process2
  3. ポップアップ画面に はい をクリックするとキャリブレーションの初期位置への設定は完了します。

    calilbration process3

キャリブレーションプログラムを実行

R をクリックし、ポップアップメニューで プログラムのリセット をクリックした後、プログラムを実行します。

calilbration process4

キャリブレーションを実行するには、以下の2つのメッセージが必要です。

  • ティーチペンダントの画面に「Calibration Start!」が表示されます。

  • Mech-VisionのログバーのConsoleタブに、「キャリブレーションプロセスに入ります。Mech-Visionでキャリブレーションを開始してください」と表示されます。

それで、キャリブレーションを実行することができます。

Mech-Visionでキャリブレーションを実行

  1. Mech-Visionを起動し、 カメラキャリブレーション(標準モード) をクリックするか、またはメニューバーで カメラヘルパー  カメラキャリブレーション  標準モード を順番にクリックしてキャリブレーションツールを起動します。

  2. カメラの取り付け方式に応じて、ソフトウェアの指示に従って残りの操作を行います。

ロボットが60秒以内に次の経路点に到達しない場合、Mech-Visionはタイムアウトエラーが発生します。この場合、ティーチペンダントでキャリブレーションプログラムを再度選択し、最初の行から実行し、Mech-Visionでキャリブレーションを再開する必要があります。

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