ELITE

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本節では、VizによりELITE ECシリーズロボットをティーチングする方法について説明します。

事前準備

まず次のことを確認してください。

LANケーブルで IPCのLANポート と ロボットコントローラのLANポート を接続します。

ティーチペンダントで システム システム情報 をクリックし、IPとコントローラのバージョンを確認できます。

以下のいずれかのLANポートのIPアドレスを変更することで、両方のLANポートのIPアドレスが同じネットワークセグメントにあるようにすることができます。

ロボットのIPアドレスを変更するには、以下の手順を実行します。

管理者アカウントへ切替：キーを TEACH にし、左下のアカウントモードが 管理者 になっていることを確認します。

管理者 になっていない場合、アカウントモードをクリックして 管理者 を選択し、パスワード（初期パスワードは333333）を入力してから、左下隅にある設定をクリックします。
ティーチペンダントで システム システム構成 ネットワーク設定 を順番にクリックします。
これでIPを変更することができます。IPを変更したら、設定をクリックして変更を保存します。

ロボットシステムへの影響を避けるため、ロボットの接続を開始する前に、ロボットシステムのファイルをバックアップしておくことをお勧めします。操作中に問題が発生した場合、バックアップファイルを使用してロボットシステムを復元することができます。

USBメモリをコントローラのUSBポートに差し込みます。
ティーチペンダントで システム ファイルバックアップ ユーザーデータバックアップ を順番にクリックします。
ポップアップウィンドウで確認をクリックします。
正常にバックアップした後、USBメモリに rbctrl という名前のフォルダが表示されます。ロボットのバックアップファイルは、このフォルダに自動的に保存されます。

ティーチペンダントで 実行準備 プロセス構成 をクリックし、 長距離 にチェックを入れてロボットを再起動します。ロボットのリモート機能がすでに有効になっている場合は、このステップをスキップしてください。
ティーチペンダントのキーをREMOTE（リモートモード）にします。

詳細については、ロボットの接続状態をテストをご参照ください。