キャリブレーションの操作手順

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本節では、標準インターフェース通信を用いたKawasakiロボットの自動キャリブレーションについて説明します。

開始する前に 標準インターフェースの通信設定 を参照してロボットプログラムの読み込みを完了しました。

キャリブレーションするためのプログラムを開く

  1. ティーチモードになっていて、プログラムウィンドウをクリックし、 calibrate を選択して、 登録 を押します。

    choose calibration program 1
    choose calibration program 2
  2. プログラムを選択した後、下図のような画面が表示されます。

    choose calibration program 3

キャリブレーションの初期位置を教示

  1. まずはロボットを手動でキャリブレーションの初期位置を移動します。

  2. 次に、ステップウインドウをクリックし、13を入力して 登録 を押して確認します。 calibrate プログラムの13行目を選択します。

    calibrate start point 1
  3. その後、ティーチペンダントの A および 位置修正 を同時に押します。

    calibrate start point 2
  4. ポップアップウィンドウで はい をクリックして、最下層点の位置姿勢を位置変数 vis_calib_start に変更します。これは、今後の初期位置として直接使用できます。

    calibrate start point 3

キャリブレーションプログラムを実行

  1. リピートモード に切り替えた後、実行モードを ステップ連続、リピート一回 に変更します。また、リピートの速度を10%に設定します。

    run program 1
    run program 2
  2. 次に、ステップウインドウをクリックし、1を入力して、 登録 を押すと、プログラムは最初の行から実行します。

    run program 3
  3. 上記の設定が完了した後、 A を押したまま MOTOR をクリックして MOTOR を点灯させます。A を押したまま CYCLE をクリックして CYCLE を点灯させます。RUN が点灯していない場合は、 A を押したまま、 一時停止/実行 を押します。

    run program 4
  4. Mech-VisionのログバーのConsoleタブに、「キャリブレーションプロセスに入ります。Mech-Visionでキャリブレーションを開始してください」と表示されます。

Mech-Visionでキャリブレーションを実行

  1. Mech-Visionを起動し、 カメラキャリブレーション(標準モード) をクリックするか、またはメニューバーで カメラヘルパー  カメラキャリブレーション  標準モード を順番にクリックしてキャリブレーションツールを起動します。

  2. カメラの取り付け方式に応じて、ソフトウェアの指示に従って残りの操作を行います。

ロボットが60秒以内に次の経路点に到達しない場合、Mech-Visionはタイムアウトエラーが発生します。この場合、ティーチペンダントでキャリブレーションプログラムを再度選択し、最初の行から実行し、Mech-Visionでキャリブレーションを再開する必要があります。

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