エラーコード一覧
ロボットで標準インターフェースプログラムを実行しているときに、発生するエラーの一覧です。
Socketデータ受信タイムアウト
“MM:Robot Error”,”Socket Timeout,Check connection”
-
説明：ロボットプログラムがSocketReciveを呼び出す際、データの受信待ちがタイムアウトになり、アラームメッセージが表示されます。
-
対策：
-
ロボットプログラムのSocketSendとSocketReceiveの呼び出し順番が正しいかを確認してください。
-
Mech-VisionソフトウェアとTCP HEXインターフェースが起動されたかどうかを確認します。
-
SocketReceiveパラメータ設定を確認してください。
-
異常な通信接続
“MM:Robot Error”,”Socket Closed,Check connection”
-
説明：ロボットTCP通信接続に失敗します。
-
対策：
-
ネットワーク関連のハードウェア接続を確認してください。
-
Mech-VisionソフトウェアとTCP HEXインターフェースが起動されたかどうかを確認します。
-
ロボットとIPCのIPアドレスを確認し、ポート番号が正しく設定されているかどうかを確認してください。
-
IPCのファイアウォールがオフになっているかどうかを確認してください。
-
以上のことで解決されない場合、Mech-Mind株式会社にお問い合わせください。
-
コマンドパラメータ設定エラー
“MM:Robot Error”,”Wrong Arguments”
-
説明：標準インターフェースコマンドを呼び出した際、引数が正しく入力されていません。
-
対策： 標準インターフェースコマンド を参照し、コマンドの要求に応じて正しいコマンドパラメータを設定してください。
インターフェースコマンドエラー
“MM:Robot Error”, “CMD No. Error”
-
説明：ロボットがMech-Visionにコマンドを送信した後、受信したMech-Visionが返すコマンドコードが、ロボットが送信したコマンドコードと一致しません。
-
対策：コマンドの送受信の順序にエラーがあります。以上のことで解決されない場合、Mech-Mind株式会社にお問い合わせください。
異常なデータ返信状態コード
“MM:IPC Error”, “Check IPC status”
-
説明：ロボットのフォアグラウンドプログラムがインターフェースコマンドを呼び出したところ、データに異常なステータスコードを受信しました。Mech-Visionソフトウェアでログメッセージを確認してください。
-
対策：
-
標準インターフェースのステータスコード一覧とトラブルシューティング を参照して問題をトラブルシューティングします。
-
必要な場合、Mech-Mind株式会社にお問い合わせください。
-