ログ管理
カメラを使用する時に問題が発生した場合に、デバイスとソフトウェアのログを確認します。また、トラブルシューティングを行うためにログをエクスポートしてテクニカルサポートに送信することもできます。
ヘルプメニューをクリックしてログを選択するかデータ収集エリアのログボタンをクリックしてログウィンドウを開きます。
ログを確認する
以下の手順でログを確認します。
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デバイスログまたはソフトウェアログタブでそれぞれのログを確認できます。
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デバイスログ:カメラハードウェアのログを確認します。
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ソフトウェアログ:Mech-Eye Viewerソフトウェアのログを確認します。
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左のログファイルのファイルをクリックして右でその内容を表示します。
ログファイル名はログ生成時の時刻です。詳しくはログファイル名の説明をお読みください。
ログウィンドウに最大 2000 のログが表示できます。ファイルにあるログを全部表示するには、ファイルをエクスポートしてください。
以下の操作も実行可能です:
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自動更新:ログウィンドウの右上の自動更新をオンにするとログを自動的に更新します。
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ログをクリア:
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デバイスログ:ウィンドウの右上のログをクリアボタンをクリックしてソフトウェアに表示されているログとデバイスに保存されているログファイルを削除します。
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ソフトウェアログ:ウィンドウの右上のログをクリアボタンをクリックしてソフトウェアに表示されているログとインストールパスに保存されているログファイルを削除します。
ログをクリアすると新しいログファイルが生成されます。
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レベルでフィルタリング:選択されたレベルのログだけを表示します。ログレベルについての説明は、ログレベルをお読みください。
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コピー:ログの時間や内容、エラーコード、トラブルシューティングを右クリックしてコピーすることができます。
ログをエクスポート
ログファイルをエクスポートしてその中のログを全部確認できます。暗号化されたログファイルをテクニカルサポートに提出してトラブルシューティングに役立ちます。
デバイスログ
以下の手順でログをエクスポートします。
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デバイスログタブをクリックしてデバイスログを開きます。
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ログをエクスポートします。
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ログファイルからエクスポートしたいファイルを選択して右上のエクスポートボタンをクリックした後、選択したログファイルを選択します。
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暗号化されたログをエクスポートするには、右上のエクスポートボタンをクリックして暗号化されたログを選択します。
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表示されたウィンドウでログを保存したいフォルダを指定し、フォルダを選択ボタンをクリックします。
複数のログをエクスポートするには、手順 2 と手順 3 を繰り返してください。
カメラのメモリが限られているので初期のログファイルが削除されます。問題発生の記録が削除されないよう、発生した時に暗号化されたログファイルをエクスポートしてください。 |
ログレベル
i、W、C、Fの 4 つのレベルがあります。
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i(Information):カメラの接続とデータ収集などの情報の記録。
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W(Warning):潜在的エラーのワーニング。
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C(Critical error):重大エラー。現在実行しているデータ収集などが停止する可能性があります。
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F(Fatal error):致命的エラー。カメラが使用できなくなる可能性があります。
ログファイル名の説明
ファイル名はログ生成時の時刻です。
例えば、00105_20221117171503_887 ログは、2022 年の 11 月 17 日 17 時 15 分 03 秒 887 ミリ秒に生成されました。
カメラではファイルのサイズが制限されるため、00105_20221117171503_887.log.1 のような 1 が付いたファイルが生成されます。1 が付いたファイルには 1 がないファイルより生成時間が早い内容が記載されています。
ログファイルの生成時刻とログ項目の記録時間はカメラに記録される時間です。初めてカメラを使用する時、カメラコントローラを使用してカメラ時間を同期することを推奨します。同期すると、ログに時間が正しく記録するされます。 |