測定
データを処理した後、このデータを使用してクリップの数量を検出します。
測定の流れ
ブロブ解析 ステップでクリップを認識し、その数量を検出できます。データを観察すると異なるクリップの高さと面積が一致していることが確認できます。したがって、高さと面積を特徴として用いることで、クリップを高精度に認識可能です。

詳細な手順は以下の通りです。
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基準となるタイプ を 基準特徴領域 に設定し、当該領域を調整してワークの底面データを指定します。ソフトウェアは基準特徴領域内の平均高さを基準高さとして算出します。
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適切な高さ・面積のしきい値を設定し、サーフェスデータからクリップ頂面のデータ(複数のブロブ)を検出します。
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出力欄 で ブロブの数 にチェックを入れます。
ステップを実行すると、認識されたブロブの数、つまりスクリップの数量が出力されます。
続いて、測定の結果に基づいてクリップ数量の合否を判定します。