アップグレードに関する注意事項

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Mech-MSR 2.1.1 バージョンへのアップグレード

Mech-MSRは 2.0.0~2.1.0 から直接 2.1.1 にアップグレードでき、過去バージョンで作成したプロジェクトも2.1.1で正常に使用できますが、いくつかの互換性に関する注意点があります。

  • Mech-MSR 2.1.0から2.1.1へのアップグレード

    • ディープラーニングモデルパッケージを推論 ステップで、プロジェクトの動作に影響を与える可能性のある重要な変更があります。

      • 変更内容:「欠陥セグメンテーション」モデルパッケージを使用する場合、このディープラーニングステップの 分割後のサーフェスデータ 出力ポートの 宣言次元 が、0次元から 1次元 に変更されました。

      • 影響:この出力に依存する一部の後続ステップで、次元変更によりエラーが発生し、正常に動作しない可能性があります。

      • 対処方法:エラーメッセージに基づいて トラブルシューティング を行ってください。調整後も期待どおりに動作しない場合は、フレームループ 機能を利用して解決を試みるか、、テクニカルサポートまでお問い合わせください。

        2.1.1 2.1.0

        dl dimension change 211

        dl dimension change 210

    • データ抽出 ステップのデータ処理ロジックが変更されました。この変更により、プロジェクトの動作に影響が出る可能性があります。

      • 変更内容:このステップの出力ポートの 宣言次元 の変換ルールが変更されました。2.1.1では、入力ポートの宣言次元と比較して、単一要素を抽出する場合は出力ポートの宣言次元が1減少 し、区間要素を抽出する場合は宣言次元が変化しません。

      • 影響:このステップの出力に依存する一部の後続ステップで、次元変更によりエラーが発生し、正常に動作しない可能性があります。

      • 対処方法:変更後の次元ルールに基づいて ステップパラメータ を適切に設定するか、ステップ出力のデータフローに対して マージによる次元削減 の処理を行い、データの次元を後続処理の要件に合わせてください。

        単一要素を抽出する場合 区間要素を抽出する場合

        extract single element

        extract elements

        次元:2、インデックス:1

        入力:Number [] [] = [[1], [2], [3]]

        出力:Number [] = [1]

        次元:2、区間インデックス:1~2

        入力:Number [] [] = [[1], [2], [3]]

        出力:Number [] [] = [[1], [2]]

  • Mech-MSR 2.0.0から2.1.1へのアップグレード

    2.0.0から直接2.1.1にアップグレードする場合も、上記「2.1.0 から2.1.1へのアップグレード」に記載した データ抽出 ステップの変更内容が同様に適用されます。アップグレード後は、該当ステップを含むプロジェクトを十分に検証し、データフローのロジックが正しいことを確認することを推奨します。

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