プロファイルモード

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本節では、プロファイルモードのパラメータを調整する方法を説明します。

本節の内容をご覧になる前に、パラメータの調整をご覧ください。

データの品質を評価する

以下の基準に基づいてデータの品質を評価します。データの品質を改善したい場合は、次の節に従って調整してください。

  • 元画像:レーザーラインの中央の画素のグレースケール値の範囲:200~255。

    普通、レーザーラインの中央に 1 または 2 行のグレースケール値が 255 の画素があれば、元画像の輝度が適切です。露出情報をオンにすると、グレースケール値が 255 の画素は赤に表示されます。詳細については、露出情報、強度とシャープネス曲線をご参照ください。

    暗い画像

    exposure time 40

    適切な明かるさ

    exposure time 200

    明るい画像

    exposure time 1500

  • プロファイル:

    • 完全で断線がないこと。

      完全なプロファイル

      profile complete

      断線

      profile incomplete

    • 傾斜角度と 2 点の高さの差が実際と一致すること。

      一致

      profile depth correct

      傾斜角度が一致しない

      profile tilted

      2 点の高さの差が実際と一致しない

      profile height error

プロファイルモードのパラメータを調整する

以下のように操作します。調整後、改めてデータを取得して品質が改善されたかを確認してください。

  1. (オプション)傾斜角度と 2 点の高さの差が実際と一致しない場合は、傾き補正高さ補正を実行してください。

  2. 対象物の特徴によって露出モードを選択します。

  3. レーザーラインの輝度を調整する:

    輝度を上げる

    1. 露出時間の値を高くする

    2. アナログゲインの値を高くする

    3. デジタルゲインまたはレーザー出力の値を高くする

    輝度を下げる

    1. 露出時間の値を低くする

    2. アナログゲインの値を低くする

    3. デジタルゲインまたはレーザー出力の値を低くする

  4. ROI を設定すると処理するデータ量を減少できるのでデータ伝送速度および最大スキャン速度をアップすることが可能です。

  5. (オプション)ある位置に不要なデータ(ノイズ、多重反射によって生成されるレーザーライン)は、マスクを設定して除去することができます。

  6. プロファイル抽出結果に影響するパラメータを調整する:

    それでも抽出結果が要件を満たさない場合、可視性専門に切り替えてから以下のパラメータを調整してください。

    • 最小グレースケール値を調整して元画像の暗い点を除去します。

    • 複数本のレーザーラインがある場合、最小シャープネスを調整して迷光または多重反射によって生じた暗くてぼやけたレーザーラインを除去します。

    • エッジ選択を使用してレーザーラインからプロファイルを抽出する位置を指定します。

  7. プロファイル処理に影響するパラメータを調整する:

    それでも結果が要件を満たさない場合、可視性専門に切り替えてから以下のパラメータを調整してください。

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