形状フィッティング法を使用してホイールハブの寸法および位置姿勢を計算

現在ご覧いただいているのは最新版の内容です(V2.1.2)。異なるバージョンを参照する場合は、画面右上のボタンから切り替えが可能です。

■ ご利用中のバージョンが分からない場合はお気軽にサポート窓口までご連絡ください。

本ガイドでは、ワークの位置決めおよび組立シーンにおいて、ホイールハブの寸法および位置姿勢を正確に計算する方法を紹介します。「形状フィッティング法を使用してホイールハブの寸法および位置姿勢を計算」のサンプルプロジェクトを例に、関連するステップのパラメータ調整方法について説明します。

このプロジェクトには、インライン測定および2D測定に関連するステップが含まれています。そのため、使用前にメニューバーから ヘルプ  プラグインについて をクリックし、「step_geometric_tolerance_algo」 および 「step_measure2d」 のプラグインを有効にしてください。

適用シーン

リング状のワーク(例:ホイールハブ、鋼製ケーシング)の側面点群が完全に取得できない場合に推奨されます。形状フィッティングを基に、リング状ワークの寸法および位置姿勢を算出できます。

application scenario

適用例

ホイールハブの側面点群データが不完全であっても、取得済みの円柱端面の点群を基に円検出・測定手法を適用することで、ホイールハブの寸法および位置姿勢を正確に算出できます。

application effect

実践ガイド

適用シーンおよび適用例を理解した上で、ソリューションライブラリから関連プロジェクトをダウンロードし、以下の内容を参照してパラメータ調整方法を学んでください。

ステップの使用説明

サンプルプロジェクトを下図のように示します。プロジェクトには「形状フィッティング法を使用してホイールハブの寸法および位置姿勢を計算」ステップの組合せが含まれています。その入力と出力説明は以下の通りです。

  • 入力

    • ロボット座標系におけるワークのエッジ点群

  • 出力

    • ロボット座標系におけるワーク上部のエッジ点群

    • ロボット座標系におけるワークの中心点

    • ワーク寸法

project

パラメータ調整説明

調整が必要なのは点群クラスタリングに関連するパラメータのみです。このパラメータはノイズ点の除去に使用され、ワーク上部の円環エッジ点群のみを保持します。クラスタリング結果が正確でない場合は、パラメータを調整し、最適な結果を得るようにしてください。

この情報は役に立ちましたか?

ご意見・ご要望がございましたら、以下よりお寄せください:

Mech-Mindは、お客様のプライバシーを重視しています

このサイトでは最高の体験を提供するために Cookie を使用しています。サイトの閲覧を続ける場合、Cookie の使用に同意したことになります。「拒否する」を選択すると、このサイトを訪れた際に追跡や記憶が行われないように単独の Cookie が使用されます。