基本概念

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本章では、Mech-MSR に関連する基本概念について説明します。内容には、座標系、サーフェスデータ、および 2D 画像が含まれます。

座標系

Mech-MSRでは、以下の2種類の座標系を使用します。

サーフェスデータ座標系

Mech-Eye インラインプロファイル測定器でデータを取得する際に使用される座標系であり、Mech-MSRで測定データを処理する際の共通座標系です。

  • X軸:レーザーラインと平行な方向(プロファイルの幅方向)。

  • Y軸:レーザー投光部から受光部へ向かう方向で、通常はワークのスキャン方向(プロファイルの積層方向)。

  • Z軸:高さ方向。正方向はカメラ側。

    Z=0 の直線または平面は、Mech-Eye インラインプロファイル測定器の基準距離位置に対応します。ワーク表面が基準距離より高い位置(カメラ側)にある場合は Z 値が正となり、基準距離より低い位置(カメラから遠い側)にある場合は Z 値が負となります。

カメラ座標系

Mech-Eye 産業用 3Dカメラでデータを取得する際に使用される座標系であり、カメラの視野内におけるワークの位置と姿勢を表します。

  • X軸:撮影面に平行な水平方向。

  • Y軸:撮影面に平行な垂直方向。

  • Z軸:光軸と一致し、撮影面に対して垂直な方向。正方向はカメラから遠ざかる方向です。

    X軸・Y軸・Z軸は右手座標系を構成します。

    Mech-MSRでは、構造化光3Dカメラで取得したデータは、サーフェスデータ座標系へ変換された後に出力されます。

サーフェスデータ

サーフェスデータとは、空間座標情報を含む3次元データのことで、Mech-MSRでは通常、深度画像と強度画像の形式で表されます。

深度画像

対象物表面の各点の高さ(Z値)を記録した画像です。データ形式は 32FC1(32ビット浮動小数点・1チャンネル)です。各ピクセル値は対応する点のZ軸方向の高さを表します。PNG形式で保存する場合は、精度を保持するため 8UC4 形式で保存されます。

強度画像

対象物表面の反射強度を表す画像です。データ形式は 8UC1(8ビット符号なし整数・1チャンネル)です。

2D画像

2D画像とは、空間座標情報を持たない一般的な二次元画像です。

種類 説明 データ形式

カラー画像

RGBの3つのカラーチャンネルを持つ画像

8UC3(8ビット符号なし整数・3チャンネル)、アルファチャンネルを含む場合は 8UC4(8ビット符号なし整数・4チャンネル)

グレースケール画像

輝度情報のみを持つ1チャンネル画像

8UC1(8ビット符号なし整数・1チャンネル)

二値画像

ピクセル値が0(黒)または255(白)のみの画像。通常はグレースケール画像をしきい値処理して生成します。

8UC1(8ビット符号なし整数・1チャンネル)

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