Mech-Viz 1.8バージョンの更新説明
以下では、Mech-Viz 1.8バージョンの新機能や機能最適化、問題修復について説明します。
Mech-Viz 1.8.3 更新説明
以下では、Mech-Viz 1.8.3 バージョンの機能最適化および問題修復について説明します。
機能最適化
Mech-Viz 1.8.3 バージョンでは以下の機能を最適化しました。
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対象物配置とロボットハンド設定の円対称をなくし、把持試行の回数が多いためソフトウェアがクラッシュする問題を回避できます。
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並進範囲を設定して適用した後、Mech-Viz は優先的に範囲の値が「0」に近い位置を試行するようになりました。これにより把持の安定性が向上します。
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ディスク使用量を減らすため、
の計画時間有効期間の単位を「日」から「時間」に変更しました。 -
Mech-Viz 1.8.3 バージョンで「ビジョン処理による配置」ステップをなくしました。
問題修復
Mech-Viz 1.8.3 バージョンでは、以下の問題を修復しました。
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特別タイプのロボットを使用する時、位置姿勢によっては関節角度を計算できない問題を修復しました。
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プロジェクトファイルにシステムによって認識できない文字列がある場合に、衝突モデルファイルを読み込めないため衝突検出が失敗する問題を修復しました。
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Mech-Vision から対象物形状の情報が含められているビジョン処理の結果を受信した後、対象物の把持位置姿勢にオフセットが設けられた場合に対象物位置姿勢が正確に表示できない問題を修復しました。
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プロジェクトを連続実行するとディスク使用量が急に増える問題を修復しました。
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ロボットハンドを全部削除しても、衝突検出パネルに STL 形式のロボットハンド衝突モデルをサポートしないとのメッセージが表示される問題を修復しました。
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対象物設定ウィンドウに値の範囲を指定する時、初期値を選択してから数値を入力しても初期値を上書きできない問題を修復しました。
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生産者モードでは、デフォルトで仮想空間に点群立方体が表示される問題を修復しました。
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デフォルトの対象物の対称性を変更した後、ツールバーの試行回数をクリックしても数値が表示されない問題を修復しました。
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「ビジョン処理による移動」ステップのその他の失敗出口を「カウンター」ステップに接続した後、「ビジョン処理による移動」ステップが位置姿勢を受信せずにその他の失敗出口から実行するとプロジェクトがフリーズしてしまう問題を修復しました。