ディープラーニングモデルの概要

段ボール箱・袋物などのデパレタイジング・パレタイジングの効率改善を図り、Mech-Mind はディープラーニングモデルを独自に開発しました。ディープラーニングモデルはほとんどの現場に適用でき、画像取得とトレーニングを実行せずに対象物を分割することが可能です。

使用シーン

以下のシーンに適用可能

段ボール箱モデル

単色箱

パターン付き箱

テープ(透明)付き箱

テープ(不透明)付き箱

結束バンド付き箱

solid color carton

patterned carton

transparent tape carton

opaque tape carton

strap carton

袋物モデル

満杯の袋

半分入りの袋、しわができた袋

full sack

wrinkled sack

シャフトロッドモデル

整列された反射するシャフトロッド

整列された反射しないシャフトロッド

バラ積みシャフトロッド

neat reflective shaft

neat matte shaft

random shaft 1

金属インゴットモデル

metal ingot 1

metal ingot 2

metal ingot 3

metal ingot 4

メンブレンバッグモデル

film wrapped package 1

film wrapped package 2

film wrapped package 3

film wrapped package 4

ディープラーニングモデルをプリロードする

ダウンロードセンターからディープラーニングモデルをダウンロードすることができます。ディープラーニングモデルは、プロジェクト実行のためのモデルパッケージ(.dlkpack)と微調整のためのモデルパッケージ(.dlkmp)に分けられます。

Mech-Vision でディープラーニングモデルパッケージを実行する

ディープラーニングモデルパッケージを推論ステップを使用してディープラーニングモデルパッケージをインポートした後、段ボール箱や袋物の画像を推論します。

ディープラーニングモデルパッケージ推論完了後、Mech-Vision で微調整を実行します。

Mech-DLK でディープラーニングモデルを微調整する

認識の効果を改善するには、Mech-DLK でディープラーニングモデルを微調整する必要があります。

以下の方法で微調整します。

  1. モデルの認識効果がよくない画像を収集します。

  2. Mech-DLK でプロジェクトを新規作成し、「インスタンスセグメンテーション」モジュールを追加します。

  3. 設定  設定 をクリックして「開発者モード」をチェックします。

  4. 認識の効果がよくない画像をトレーニングセットと検証セットに追加します。

  5. 追加された画像をラベル付けします。

  6. トレーニングパラメータパネルのトレーニングパラメータ設定  モデルの微調整微調整をチェックします。

  7. ディープラーニングモデル微調整をチェックしてからmodel iteration folderをクリックしてディープラーニングモデル(「.dlkmp」ファイル)を選択します。

  8. トレーニングパラメータパレットに、「学習率」の値を小さくします。「エポックの合計数」を 50~80 程度に設定します。

  9. モデルをトレーニングしてエクスポートします。

ディープラーニングモデル微調整後、ディープラーニングモデルパッケージ(「.dlkpack」ファイル)としてエクスポートし、Mech-Vision にインポートして推論することができます。

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