スーパーモデルの概要
段ボール箱・袋物などのデパレタイジング・パレタイジングの効率改善を図り、Mech-Mind はスーパーモデルを独自に開発しました。スーパーモデルはほとんどの現場に適用でき、画像取得とトレーニングを実行せずに対象物を分割することが可能です。
スーパーモデルをダウンロードする
ダウンロードセンターからダウンロードします。実行に使用するモデルパッケージ(.dlkpack)と微調整に使用するモデルパッケージ(.dlkmp)があります。
在 Mech-Vision でスパーモデルパッケージを実行する
ディープラーニングモデルパッケージを推論ステップを使用し、スーパーモデルパッケージをインポートして段ボール箱や袋物の画像を推論します。
スーパーモデルパッケージ推論完了後、Mech-Vision で効果を確認できます。
Mech-DLK でスーパーモデルを微調整する
認識の効果を改善するには、Mech-DLK でスーパーモデルを微調整する必要があります。
以下の方法で微調整します。
-
モデルの認識効果を改善したい画像を収集します。
-
Mech-DLK でプロジェクトを新規作成し、「インスタンスセグメンテーション」モジュールを追加します。
-
をクリックして「開発者モード」をチェックします。
-
認識の効果がよくない画像をトレーニングセットと検証セットに追加します。
-
追加された画像をラベル付けします。
-
トレーニングパラメータパネルの
の微調整をチェックします。 -
スーパーモデル微調整をチェックしてからをクリックしてスーパーモデル(「.dlkmp」ファイル)を選択します。
-
トレーニングパラメータパレットに、「学習率」の値を小さくします。「エポックの合計数」を 50~80 程度に設定します。
-
モデルをトレーニングしてエクスポートします。
スーパーモデル微調整後、スーパーモデルパッケージ(「.dlkpack」または「.dlkpackC」ファイル)としてエクスポートし、Mech-Vision にインポートして推論することができます。