結果取得

耐火レンガ上面の頂点高さを測定した後、ニーズに応じて許容範囲を決定します。 Mech-MSR は、設定した許容範囲に基づいて測定値の合否を判定し、高さ検査の結果を出力します。

頂点から基準平面までの距離はバラバラなので一括で判定できません。そのため、リスト内の値を評価ステップで測定した値にそれぞれ許容範囲を個別に設定します。

具体的なプロセス：

耐火レンガ上面の辺長を測定した後、対応する特徴による寸法測定ステップを選択してパラメータ設定パネルで出力の距離を展開し、要求に合う合格範囲を設定します。Mech-MSR は設定した値を基準として測定した辺長の合否を判断して検査の結果を出力します。

辺長 l₁ を例に、詳細な操作方法を説明します。

以上の操作を繰り返して各辺の測定・検査の結果を取得します。

上面頂点の高さと各辺の辺長の検査結果を総合的に考慮する必要があり、それがプロジェクト全体の品質判定結果となります。出力管理ボタンをクリックしてプロジェクトの品質判定にルールを設けます。

品質判定パネルでプロジェクトを選択し、「判定方法」を総合判定に設定し、上記の 2つの測定結果の対応する出力項目を選択します。

サンプル：

適用ボタンをクリックして設定内容を保存します。プロジェクトを実行した後、プロジェクト編集エリアの左上に、プロジェクトの判定結果が表示されます。

外部デバイスに測定・検査の結果を伝送するには、「出力管理」の通信出力パネルで設定してください。

これで耐火レンガ寸法の測定ソリューションを実装することができました。