システムテストと調整
点群モデルと把持位置姿勢の設定が完了した後、まずMech-Visionでプロジェクトの動作テストを実施し、安定してマッチングが行われ、ワークの位置姿勢を出力できることを確認します。Mech-Visionでのテストに問題がなければ、実際の把持テストを行うことができます。
Mech-Visionプロジェクトの動作テスト
-
複数のワークをカメラの視野内にランダムに配置します。
-
Mech-Visionソリューションを開きます。
-
3Dマッチング関連のステップが現在のワークに対応する点群モデルを読み込んでいることを確認します。
-
実行 をクリックしてMech-Visionプロジェクトを実行します 。
-
3Dマッチング関連のステップの出力を確認し、マッチング結果を確認します。マッチング結果が要件を満たしていない場合は、ステップのパラメータを調整します。
-
実際の状況に応じてワークの配置方法を調整し、手順4および5を繰り返して、安定したマッチング結果が得られるまでテストを続けます。
Mech-Visionプロジェクトが安定してマッチングを行い、ワークの位置姿勢を出力できることを確認したら、把持テストに進みます。