システムテストと調整

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点群モデルと把持位置姿勢の設定が完了した後、まずMech-Visionでプロジェクトの動作テストを実施し、安定してマッチングが行われ、ワークの位置姿勢を出力できることを確認します。Mech-Visionでのテストに問題がなければ、実際の把持テストを行うことができます。

Mech-Visionプロジェクトの動作テスト

  1. 複数のワークをカメラの視野内にランダムに配置します。

  2. Mech-Visionソリューションを開きます。

  3. 3Dマッチング関連のステップが現在のワークに対応する点群モデルを読み込んでいることを確認します。

  4. 実行 をクリックしてMech-Visionプロジェクトを実行します 。

  5. 3Dマッチング関連のステップの出力を確認し、マッチング結果を確認します。マッチング結果が要件を満たしていない場合は、ステップのパラメータを調整します。

  6. 実際の状況に応じてワークの配置方法を調整し、手順4および5を繰り返して、安定したマッチング結果が得られるまでテストを続けます。

Mech-Visionプロジェクトが安定してマッチングを行い、ワークの位置姿勢を出力できることを確認したら、把持テストに進みます。

把持テスト

  1. 複数のワークをカメラの視野内にランダムに配置します。

  2. ティーチペンダントでロボットプログラムを実行します。

  3. ワークの把持状況を確認します。

  4. 一定時間のテストを経て、正確かつ安定した把持が可能であれば、把持テストは完了です。正確かつ安定した把持ができない場合は、以下の点を確認してください。

    • 3Dマッチング関連のステップで読み込まれている点群モデルが現在のワークに対応しているかを確認します。

    • 把持位置姿勢が正しく設定されているかを確認します。

    • Mech-Visionのステップパラメータが正しく設定されているかを確認します。

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