深度画像のデータ損失領域
このツールは、深度画像のデータ損失領域を検出し、異なる色で損失発生の原因を表示します。パラメータ値調整に役に立ちます。
点群は、深度画像のピクセルを3D空間の座標に変換することで生成されるデータのことです。点群抜けが発生したところは、深度画像のデータ損失が発生した領域です。カメラが出力したデータの点群抜けに対しては、このツールを利用してデータ損失の領域と原因を確認し、さらにパラメータを調整して解決することが可能です。

以下の手順で深度画像のデータ損失領域をチェックします。
-
カメラを接続した後、データ表示エリアの深度画像タブに切り替えます。
-
深度画像画面の右上のデータ損失領域をオンにします。すると、画面の左に色表現パラメータはグレースケールになり、変更できなくなります。
-
再度データを収集して損失した領域のデータを取得します。
データを収集した後、ソフトウェアではデータ損失の分析が行われ、損失の原因によって異なる色で表示されます。異なる色の意味は画面の下にあるデータ損失領域で確認できます。
-
データ損失領域があれば、解決法を参考して調整してください。深度画像のデータ損失のトラブルシューティングについては、詳細な説明は深度画像のデータ損失をお読みください。
-
調整後、再度データを収集してデータ損失領域がなくなることを確認してください。
このツールはデバッグのために設計され、生産の現場では使用しないでください。使用後にはデータ損失領域をオフにしてください。 |