カメライベントを登録

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Windows OS システムにおいて、register_camera_event を使用してカメライベントを登録し、イベント処理メカニズムを定義する方法を説明します。

このサンプルプログラムには、以下のイベントがあります。

  • 露出完了(EventExposureEnd)

  • 投光ユニット温度異常(EventLaserUnitTemperatureAbnormal)

    LSR S と LSR L、LSR XL、DEEP のみがこのイベントに対応可能です。

  • 電源ボードの電圧異常(EventVoltageAbnormal)

露出完了イベントとは、カメラが構造化光を投光終了し、3D データを収集完了することです。クライアント側がイベント情報を受信すると、ロボットは移動します。ステーションの他のカメラは構造化光を投光し、同時にカメラ側は後続の計算とデータ転送を完了します。露出完了イベントは、データ収集のタクト向上を実現します。

投光ユニット温度異常イベントを登録して有効にすると、クライアント側のプログラムは投光ユニットの温度を自動的に検出し、異常を検出した際にメッセージを表示します。

電源ボードの電圧異常イベントを登録して有効にすると、クライアント側のプログラムは電源ボードの電圧を自動的に検出し、異常を検出した際にメッセージを表示します。

HALCON サンプルプログラムの使用ガイドをお読み、サンプルプログラムを入手してください。

サンプルプログラムの実行

以下のようにサンプルプログラムを実行します:

  1. HALCON でサンプルプログラムを開きます:HALCON を起動し、サンプルプログラムを HALCON のプログラムウィンドウにドラッグします。

  2. 変数検査:MechEyeCameras ウィンドウが表示されるまでプログラムを 1 ステップずつ実行します(ツールバーのstep overボタンをクリックしてください)。

  3. このウィンドウには全ての接続可能カメラが表示されます。カメラを選択してダブルクリックし、unique_name: あるいは user_name: の後につくカメラ名をコピーします。

    camera name
    user_name はユーザーにより指定されたカメラ名です。Mech-Eye Viewer で設定できます。
  4. 以下の行で MechEyeunique_name あるいは user_name に取り替えます。

    DeviceInfo := 'MechEye'
  5. ツールバーのrunをクリックするか、F5を押してサンプルプログラムを実行します。

  6. グラフィックスウインドウに取得した点群が表示されます。ソフトウェアの左上にイベントの詳細情報が表示されます。

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